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グラベルロードバイクのツールボトル、携行品をご紹介

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山の中の一人ぼっちを考えてやや重装備な携行品

ある日のライドでツールボトルを落としてしまいました。もと来た道を戻ってみたのですが横に川が流れていたので流れて行ってしまったのか、見つかることはありませんでした。

結局すべて買い直すはめに。落ちないようにバンドを掛けておくべきでした。今回は買い直した工具類などをまとめてご紹介します。

軽量コンパクトなロードバイク乗りの方と比べるとややボリュームがあります。山奥でのグラベルライドなどを想定したものです。どうぞお付き合いください。

ツールボトル本体

グラベルや荒れた道を走ると起きやすいのが「ツールボトルのすっぽぬけ」です。段差でドリンクボトルを落とした方も多いと思います。

ツールボトル本体には硬いものと柔らかいものがありますが、私の場合は柔らかい方一択。落としたり汚したりするので安いもので十分。

硬いツールボトルはボトルホルダーに食いつきが悪いのですっぽ抜けやすくなります。柔らかめで食いつきのいいEVA素材のものを使うと凹んだ部分がしっかりホルダーにひっかかるので抜けにくくなります。

さらに不安なときはスキーストラップをひと巻きしておくと完璧です。絶対に落としません。

スキーストラップは色々なメーカーが出しているのでカラーなどで選ぶと楽しいです。ちなみに私はオレンジが好きなのでオレンジをchoice。

グラベルロードの場合、タイヤが30c~40cを越えるバイクもありチューブも大きくなりがち。私の場合はサドルバッグに入れるか背中のポケット、ダウンチューブ下の小さなボトルに入れたりします。

ツールボトルの中身はパンク対策がメイン

走行前にある程度のメンテナンスはしておくのでツールボトルの中身はほぼパンクしたときの対策になっています。

パンク対策を考えるときにまずタイヤが「クリンチャー」か「チューブレスか」で持っていくものが若干異なります。

パンク対策ツール

Panaracer ワンタッチポンプ BMP-23AEZ

panaracerのこの空気入れ、コンパクトなのに押しても引いてもエアーが充填されるので楽に空気が入ります。ロードバイクほど高圧に入れないので最近ではこれ1本でCO2インフレーターは持っていきません。

SCHWALBE ブチルチューブ

少し重いですが予備チューブはSCHWALBEのブチルチューブを持っていきます。

最近は軽量のPU(ポリウレタン)チューブもありますが、私の場合はチューブレス運用でチューブはあくまでも緊急時に使うもの。バルブとの接合部に亀裂が入りやすいとされるPUチューブは緊急時には使わない主義です。

SCHWALBEのタイヤレバー

コンパクトでクリップ機能のあるSCHWALBEのタイヤレバー3本組が非常に便利です。2本でクリップしつつ残りの1本でタイヤを嵌めていきます。

秀逸な使い方が動画に上がっていましたので是非。外でパンクするとつい焦ってチューブを噛んでしまったり指を怪我するまで力を入れてしまったりしがち。

ペンチ状のものやタイヤグライダーなどの大きなものもあって便利なんですが持ち運ぶには大きすぎるので「小さくて軽くて使いやすいもの」でSCHWALBEを愛用しています。

PARKTOOL スーパーパッチ

もし走っていてパンクしたら。チューブを取り出して交換するかチューブを修理するかになります。ライドに出てパンクしたことは数回しかありませんが、自転車通勤のときには自宅と会社の往復で2回パンクして気が滅入りました。

予備チューブはロングライドのときは2本、通常は1本なので2回パンクしたときにはチューブを修理することになります。そういうときに便利なのがPARKTOOLのスーパーパッチ、またPanaracerのイージーパッチです(おそらく同じ商品)。

昔からあるパンク補修パッチは接着剤を塗った後乾かしてから銀のテープを剥がして圧着、という方法でしたが失敗も多く時間がかかることも。このスーパーパッチはチューブ表面をサンドペーパーで荒らした後はそのままシールを貼るように貼り付けるだけの簡単さ。

動画のようにチューブの方向に対してひし形(◆)に貼るのがめくれにくくておすすめです。

ちなみにこのイージーパッチ、チューブレスレディのタイヤの裏側の補修にも使えます。これより大きめのTB-2Cは粘着力は弱めですが内側からチューブで押し付けられることで使うパッチです。

チェーン切れ対策品

舗装路をメインに走るロードバイクと違い、グラベルロードは未舗装の山道がグラベル(砂利道)を走ることも。運転ミスなどでヤブに突っ込んでしまいチェーンを切ってしまうこともありえます。

小型のチェーンカッターなどを持っていくことにしています。

ノグチ チェーンカッター YC-285

ツールボトルに入ってしまうサイズのチェーンカッター、ノグチのYC-285。サイズはおおよそ6cmx4cmx1cmちょっと。11sのチェーンをカットする以外に6角レンチの4,5,6㎜がついています。

小さいのにちゃんと使えます。自宅でチェーン交換時のカットもこれで5回ほどやっていますが問題なく使えています。

ミッシングリンク外し

これも小さいので携行しやすいミッシングリンク外し。ノグチとバイクハンドで販売していますがおそらく同じ商品ですね。

便利なのはこの持ち手あたりにあるくぼみ。ここにミッシングリンクを1セット嵌めることができます。ボトルの中で歪んでしまうとミッシングリンクは使えなくなりますが、ここにピッタリ収めておけば歪んだりすることなく使用することができます。それも外れないように磁石でくっつくのが素敵。

ミッシングリンク

ミッシングリンクには使い捨てと複数回使えるものがあります。私の自転車はSRAMのAPEXなのでチェーンはKMCを使っています。高いものを使うよりは安いものを早めの交換で。

しっかりチェーンを洗浄することでチェーンの寿命は格段に向上します。今使っているチェーンのケミカルはGOTAL-TOKYOさんの製品。

チェーンの洗浄だけでなくスプロケ、ディスクブレーキパッド、フレームの洗車にも使える優秀さ。

それはさておき、ミッシングリンクは洗車のときの付け外しも含め複数回使えるタイプ。

チェーンがシルバーなのでミッシングリンクをゴールドにしておくとリンクの場所が見つけやすいです。何回か利用して外すときにゆるいなと思ったら交換することにしています。

1セット携行していればもしチェーンが切断したときも切れた両端をチェーンカッターで落としてミッシングリンクでつなぐだけ。チェーンが短くなったとしても一番大きなギヤが入らなくなる可能性がある程度で自力走行は十分可能です。

万が一、に備えて携行品は多めに

私のバイクはグラベルロード、ロードバイクのように速く走ることもできませんし車体の重量も重いです。

だからこそ多少重い携行品になっても気になりませんし、もし自分がトラブルに見舞われなくても通りがかった人が困っていたら助けられるかもしれません。

そんな出会いだってライドにはあって良いと思うのです。どこかで誰かのためになるかも、そう思ってちょっと多めに持っていくことにしています。

 

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