Panaracer「グラベルキングSS 35C」は1年中安心して使えるタイヤ
今まで使っていたのもPanaracer グラベルキングSS 35C。リム内径×1.4から考えると32Cもギリいけそうではあるのですが、河川敷のグラベルやバイクパッキングでのキャンプも考えて、今回はスピードよりも安定性と快適性を優先して35Cを再チョイスしました。
今回ももちろんチューブレス運用です。
チューブレス化初挑戦のときの苦労話はこちらの記事でどうぞ。リムテープの貼り直しが本当に大変でした。

用途に合わせて選べるグラベルキングシリーズ
グラベルロード乗りの方は大きく「がっつりグラベル派」「舗装路メイン派」に分かれると思います。
普段から土や砂利を走るなら深いブロックパターンのほうがグリップは安心。逆に舗装路メインなら、太め&ブロックだとどうしても重く、抵抗も大きくなります。
私が乗っている Fuji Jari1.3 に最初についていたのは WTB RADDLER 40C。
グラベルでは最高なんですが…重量が510g。ロードバイクの23C(200g台)と比べると、2本分を常に回しているような重さです。
舗装路メインなら「グラベルキングSS 35C」が最適解
私の場合、普段の走行はほぼ舗装路。キャンプに行くときも、現地の芝・荒れ気味の路面を少し走る程度で、近所の河川敷をたまに走るくらい。

そう考えると、ゴツゴツしたトレッドよりも、スリック寄りのほうが快適です。
Panaracer グラベルキングシリーズは
- SK(深めのブロック)
- 無印(スリック)
- SS(サイドに溝のあるセミスリック)
と種類が豊富で、自分のスタイルに合わせやすいのが魅力。
なかでもグラベルキングSS 35Cは軽量(300g台)で、舗装路での走行感が本当に軽い。
雪が降る地域でも安心して使える
今回は無印かSSで迷ったのですが、私の住んでいる地域は冬に雪が積もることがあるため、雪の日の走行性を考えてSS(35C)を再び選びました。

SSは空気圧を下げると、サイドのブロックがしっかり路面に噛んでくれます。普段は空気圧を高めにして中央のセミスリック部分だけで転がすので、舗装路の走行抵抗を抑えつつ、いざというときはグリップ力を高められる万能型です。
価格と耐久性のバランスがとても良い
グラベルキングは種類によりますが、Amazonでだいたい1本5,000円前後。
前回使ったグラベルキングSS 35Cは約1年・6000km以上走ってもトレッドがまだ残っていて、もう少し使えそうなレベルでした。
3000kmで交換する人も多いなか、これだけ保ってくれるのはかなり優秀。
しかも雪道もある程度こなせます。正直、「これ一本で1年ずっといける」という安心感があります。
実際にタイヤ交換してみた
古いタイヤを外して、新しいグラベルキングSS 35Cに交換。

シーラントは以前使っていた Panaracer「シールスマート」から、STANS NO TUBES に戻しました。

シールスマートは固まりがゴリゴリ残ってパッチ作業が地獄…。パンク修理のことを考えると、やっぱりSTANSが扱いやすいです。
チューブレス化済みなら交換はかなり楽

前日のうちにタイヤを「裏返して」伸ばしておくのがポイント。折り癖が残ったままだとビードが上がりにくいので、これは本当に重要。
ビード上げは Schwalbe「タイヤブースター」に任せています。

CO2でもできますが、交換やパンク修理のたびに使うなら、ブースターをひとつ持っておくほうが精神的にラクです。

交換後のバイクはこちら。前回はサイドスキン(茶色)でしたが、今回はブラック。なんだか雰囲気が締まってスパルタンな印象になりました。
まとめ:グラベルキングSS 35Cは万能でコスパ最高
- 舗装路メインでも軽くて快適
- 雪の日は空気圧調整でしっかりグリップ
- 1年・6000km走ってもまだ使える耐久性
- 価格も1本5000円ほどでコスパ良好
- チューブレス運用との相性も◎
「舗装路が中心だけど、たまにグラベルも走りたい」そんな人にはグラベルキングSS 35Cはほぼ最適解だと思います。










コメント
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