シュアラスター「ゼロウォーター」レビュー|自転車コーティング剤比較で実力検証
ロードバイクやクロスバイクに乗ると、雨の日の泥汚れや紫外線によるフレームの劣化が気になることがあります。特に黒系フレームは汚れが目立ちやすく、毎回の洗車が面倒に感じることも。

ゼロウォーターとは?特徴をわかりやすく解説
シュアラスター「ゼロウォーター」は、自動車用のガラス系ナノコーティング剤ですが、自転車愛好家からも高い支持を得ています。
ゼロウォーターの主な特徴
- ガラス系ナノコーティング
- 親水性で汚れが落ちやすい
- 紫外線吸収材を含み塗装を保護
- スプレーして拭くだけの簡単施工
- 使うほどツヤが増す“育てるコーティング”
特に、雨水が汚れを一緒に流してくれる「親水性」は屋外使用が多い自転車と相性が良いポイントです。
実際に使ったレビュー:汚れ落ちとツヤはどう?
泥はねがひどい日の自転車通勤後に初めて使用。洗車後、完全乾燥を待たず濡れたフレームにそのまま施工できる点が便利でした。
施工後、雨の日に走ると自然に汚れが落ちる“親水コーティング効果”を実感。水をかけると“サッ” と汚れが剥がれるように落ちていく感覚があり、軽く水を流すだけでかなりきれいな状態に戻ります。
黒系フレームにありがちな白い水玉跡(ウォータースポット)が残りにくいのも大きなメリット。
人気コーティング剤と徹底比較
比較①:ゼロウォーター vs. ワコーズ「バリアスコート」
バリアスコートは強力な光沢と撥水性が魅力。仕上がりや耐久性はゼロウォーターと異なります。
| 項目 | ゼロウォーター | バリアスコート |
|---|---|---|
| コーティングタイプ | 親水性ガラス系 | 撥水性ガラス系 |
| ツヤ感 | 自然で上品 | ギラつくほど強い光沢 |
| 耐久性 | 1〜2ヶ月 | 2〜3ヶ月 |
| 汚れの落ちやすさ | 雨で流れる | 水玉が残る時あり |
| 仕上がり | しっとり黒が深く見える | “鏡面仕上げ”に近い |
ポイント:バリアスコートは「光沢命」、ゼロウォーターは「実用性重視」。雨の日や通勤で使うならゼロウォーターが有利。
比較②:ゼロウォーター vs. FINISH LINE「バイクポリッシュ」
バイクポリッシュは“艶出し+軽汚れ落とし”目的。耐久性や目的がゼロウォーターと異なります。
| 項目 | ゼロウォーター | バイクポリッシュ |
|---|---|---|
| タイプ | ガラス系コーティング | シリコン系クリーナー |
| 耐久性 | 長い | 比較的短い |
| 目的 | 汚れ防止+UV保護 | ツヤ出し+クリーニング |
| 仕上がり | 自然な光沢 | 強めの艶 |
ポイント:バイクポリッシュは日常の手軽なケア向き、ゼロウォーターは長期保護向き。併用もアリ。
ゼロウォーターのメリット・デメリット
メリット
- 雨で汚れが自然に流れる親水性コーティング
- 拭きムラが出にくく初心者でも使いやすい
- 黒フレームが“しっとり深い色”に見える
- 紫外線からの退色を防ぎやすい
- 濡れたままでも施工できる手軽さ
デメリット
- 撥水仕上げが好きな人には不向き
- 1〜2ヶ月で再施工が必要
- ディスクブレーキには直接吹き付け不可(布にスプレーで対応)
結論:実用性No.1はゼロウォーター
今回比較した3つのコーティング剤の中で、もっとも自転車ユーザー向けの実用性が高いのはゼロウォーターでした。
特におすすめのタイプの人
- 雨の日や通勤で自転車をよく使う
- 黒系フレームで汚れが目立ちやすい
- 洗車を楽にしたい
- 紫外線による退色が気になる
- 簡単に施工できるものを探している
逆に、
- ツヤ感重視 → バリアスコート
- 軽い汚れを落とす道具として → バイクポリッシュ
おすすめ施工方法(初心者でも簡単)
- 洗車(ざっとでOK)
- フレームが濡れていてもそのまま施工
- 布にゼロウォーターをスプレーして塗り広げる
- 軽く乾拭き
- 1ヶ月に1回再施工
これだけでフレームの美しさと汚れにくさが大きく変わります。


親水性なら水でさっと流すだけで汚れも浮き上がります。軽くジョウロで水をかけただけでも、家に着く頃には汚れが落ちているのを実感できます。
まとめ
シュアラスター「ゼロウォーター」は、汚れに強い・UVカット・簡単施工・自然なツヤのバランスが抜群のコーティング剤です。
雨の日に走るライダーにとっては、「洗車の負担が目に見えて減る」ことを実感できるアイテム。自転車のコーティング剤を迷っているなら、まず使って損はありません。










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