軽量コンパクトで自転車キャンプに最適!MSRフロントレンジを選んだ理由
キャンプブームでソロキャンプやファミリーキャンプのキャンプ場は賑わいを見せていますが、最近は「キャンプギアの盗難」のニュースも多く見かけます。
寝ている間に外に置いておいたチェアやテーブル、ランタンなど高額ギアが盗まれるケースもあり、特に自転車キャンプでは軽量・コンパクトなギアほど高額になりがち。さらに自転車の保管も考慮する必要があります。
そこで、自転車ソロキャンプに最適なテントを新調することにしました。
自転車キャンプに適した軽量コンパクトテントとは
私は自転車キャンプは春~秋の3シーズン限定で行っています。焚き火も楽しみたいのでTC素材のテントが理想ですが、重さが増えるため自転車には不向き。小型のワンポール「パンダTC+」でも本体だけで4kgオーバーです。
経験上、自転車キャンプ用テントは 2kg以下 が理想。過去には「DODライダーズワンポールテント(2.6kg)」や「Naturehike Mongar2(2.2kg)」を使用しました。
コンパクトになると室内スペースが狭く、雨対策やギア保管のためにタープが必要になることもあります。Mongar2は自転車を中に置けますが、汚れや手間がかかるのが難点でした。
最初に候補に上がったのは mont-bell ステラリッジ2。

mont-bell ステラリッジ2
- 4シーズン対応2人用テント
- 重量:1.43kg(ペグ含む)
- レインフライは別売りで長期使用可能
- 設営簡単、ダブルウォールで結露しにくい
しかし、テントとタープをセットで使うと総重量が増え、自転車キャンプでは現実的ではありませんでした。
他にも mont-bell クロノスドーム、ニーモ タニ2P、MSR ハバハバNXなどを検討しましたが、条件に合わず購入には至りませんでした。


大型軽量ワンポールテントの選択肢
ある日キャンプ動画で見つけたのが、軽量素材で作られた大型ワンポールテントです。以前「ゆるキャン△」で見たブランドで、志摩リンのおじいちゃんが使っていたのは2人用の Locus Gear Khufu HB。動画で見たのは4人用の Khafra Sil(カフラシル) でした。

Khafra Sil
- 幅280cm x 奥行280cm x 高さ170cmの四角形ワンポールテント
- 収納サイズ:長さ30cm x 直径12cm
- 重量:838g(スタッフサック込、ペグ・ポール除く)
- 30Dリップストップナイロン+シリコンコーティング
- 高負荷部分は補強生地やダイニーマ®クロス使用
ワンポールテントは設営が簡単で、換気口があればストーブやガス調理も可能。タープなしでも生活できるのが利点です。四角形は設営が容易でおすすめ。
ただしカフラシルにはトップループがなく、タープ連結やノーポール設営ができませんでした。


MSRフロントレンジを選んだ理由
最終的に選んだのは MSR(Mountain Safety Research) の大型軽量ワンポールテント フロントレンジ です。
MSRとは
- Mountain Safety Researchの略、登山者の安全を守るブランド
- 高機能コンパクトテントが得意、価格はやや高め
- 1969年創業で登山・キャンプギアも豊富
フロントレンジは2020年春に発売されたワンポールテントです。


MSRフロントレンジ
- 幅274cm x 奥行274cm x 高さ162cmの四角形ワンポールテント
- 収納サイズ:長さ30cm x 直径13cm
- 重量:740g(ペグ・ポール除く)
- 30Dリップストップナイロン、耐水圧1,200mm PUコーティング
- 縫製による剥離トラブルが起きにくい
ポール200g程度で総重量1kgほどに抑えられ、収納サイズもコンパクト。さらにトップループ付きで、ノーポール設営やタープ連結が可能です。
換気口も広く、ガスストーブ使用も可能。自転車キャンプに最適な軽量サイズです。カラーはグリーンを選びました。
テント内に自転車やギアを収納して盗難防止
自転車キャンプでは、自転車をテント内に入れることで盗難リスクを大幅に減らせます。MSRフロントレンジは正方形で274cmの広さがあり、自転車やバッグ類も余裕で収納可能です。
大事なものはテント内に置き、施錠や明かりをつけて目の届く場所に保管。ソロキャンプでも安心です。
価格は約4万円ですが、自転車キャンプの条件を考えれば納得の価格です。
※追伸:コロナ禍でキャンプから離れていましたが、久しぶりにグラベルバイクでバイクパッキング。夜は焚き火と星空を楽しめました。

これにあう超軽量ポールを探して購入したのがケメコのテレスコカーボンポールです。































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