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KEMEKO ケメコ テレスコカーボンポール180cmは軽量で伸縮自在!使用レビュー

タープポールに軽さと携帯性は大きなメリット、そして意外な「しなやかさ」

自転車でソロキャンプに行くようになってから1年、装備も色々と変わりました。どの季節もキャンプは楽しいものです。テント泊、ハンモック泊、そして今回はタープの下に蚊帳を吊りお座敷スタイルで過ごしてきました。

今回はいくつか新しいギヤを投入したのですが、今まで困っていたものを解決できるいいギヤを手に入れることができたのでご紹介します。

それはタープを張るのに使うポールです。実はいろいろ困っていたことがあったのです。

タープポールは重くて長く邪魔だった

いままで使っていたタープ用のポールはアルミ製で、3本を継ぐと1.7mほどのポールになるもの。重さは約1kgで、1本あたりの長さは55cm。専用の袋に入れるとおおよそ長さが60cmになります。

60cmというのは結構邪魔な長さです。私(成人男性)が指を広げると親指の先から小指の先まででおおよそ20cmくらいなので、その3倍くらい。

車で行くキャンプなら長さや重さは気になりませんが、リュックを背負っていくようなキャンプや、私のような自転車キャンパーにはその長さと重さはけっこう邪魔になります。

特に自転車は軽車両の扱いになるため積載物は幅60cm、長さ190cm以内でなくてはいけません。ポールを横向けにするとギリギリになります。バイクの場合は積載台の左右+15cmまで、バイクによって変わってきますので注意が必要ですね。

自転車でのキャンプの時はバイクパッキングするか、後ろにパニアバッグをつけて走ることにしています。

この写真のオレンジのゴムバンドでとめてあるDODの袋に入っているのがタープポールです。他に固定できる場所がないのであの場所なのですが、邪魔なうえに固定するのも面倒です。そして何よりも万が一走行中にゴムバンドが外れたりすれば大怪我の可能性も。

ハンドルバーの部分にBlackburnのバッグをつけているのですが、ここに入れるとギリギリ入らなくはないのですが、60cmのポールを入れることで取り回しがすごく悪くなります。先程の写真のハンドルの部分についているグレーのバッグです。

木があればポールなしで設営したりもできますが、ひさしのようにタープを使いたい場合はやはりポールもほしい、でも重いし邪魔だなと思いながら我慢して使っていました。

そしてある日SNSで見つけたのが「軽量で小さく伸縮するポール」。秋のキャンプシーズンに合わせて購入してみました。

それが今回のkemeko(ケメコ)さんのテレスコカーボンポールです。

ケメコのテレスコカーボンポールとはどんなものか

これを作ったケメコさんはオートバイのツーリングに便利なグッズなどをいろいろと開発されています。

バイクにさまざまなツーリング、キャンプギヤを詰めるよう機能的にコンパクトに、をコンセプトにした商品がたくさん。その中にあるタープポールがテレスコカーボンポールです。

テレスコカーボンポールの特徴

  • 1本のカーボン糸が3000本のカーボン繊維(3K)マットカーボンの綾織
  • 継ぎ目のパーツはアルマイト
  • 最大サイズ180cm 個体差として約±4cmみてくださいとのこと
  • 長さ調整は450mmから好きな高さで固定することができる
  • 収納時43-45cm
  • 6パーツのテレスコ(伸縮)構造
  • パイプの太さΦ23mm-Φ12.5mm

テレスコ構造とは…釣りをする人なら「振り出し竿」ときいたらピンとくるかもしれません。

釣り竿は糸を結ぶ先端に向けて細くなっているのですが、1本1本のパイプが少しづつ細くなっているため元のパイプから抜けきらず、伸ばし切ると1本の竿になるものです。

この「重なり合った筒によって伸縮する仕組み」をテレスコピックというのですが、それが商品名の「テレスコカーボンポール」として使われているわけですね。

6つのテレスコ構造のカーボンパイプをアルミの金具を使って締めてやることで固定し、最大で180cmのポールになります。

ちなみに重量ですが、いくつかのサイトさんで載っている重量がバラバラでしたので秤で測ったままをアップしておきます。

2本で380gでした。1本200g弱というのは本当にソロキャンやバイクパッキングには大きなアドバンテージです!

と、スペック等をご紹介してきましたが、実際に使ったキャンプ画像がありますので写真でみてみましょう。

これが縮んでる状態、およそ45cmのままで撮影したものです。

左側はペグを打つハンマー(約30cm)、右側の赤いのはペグ(18cm)を見てもポールは非常にコンパクト。

アルミポールの60cmは非常にかさばる印象がありますが、45cmになるだけで自転車でもバイクでもリュックでも入れることができる場所が一気に増えます。リュックなら外側のポケットに縦に刺すことができるし、バイクや自転車でも横向けで詰むことができるでしょう。

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