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エンタメ 私的雑記

北海道で有名な幽霊ホテル、心霊スポットに宿泊した話

「心霊スポット」に泊まっていたと後で知った話

私が大学生の頃、バリバリの運動部に入っていました。いわゆる「アルペンスキー」というやつです。

北海道のある町の観光協会から「合宿に来ませんか?」とダイレクトメールを頂いたんです。

値段を見ると「飛行機での往復+交通費+宿泊費+ゲレンデ利用料+現地専属コーチ」をつけても約2週間で1人12万円くらいでとんでもない破格の値段。

ちょうどクラブを運営する学年だったので協議し、その合宿に行くことにしました。いつも行く長野県などよりも遥かに安いのですから。

至れり尽くせりの合宿

日程の調整をするといろいろな手配をすべて先方の観光協会がやってくれました。本来なら飛行機の手配や宿の確保、練習会場の確保などは自分たちでやらなくてはいけないのに本当に助かります。

時間どおりに大坂の伊丹空港に行くと飛行機の手配もすっかり済んでいて、時間どおりに飛行機に乗ると帯広空港には専用のバスまで待っていました。値段的には北海道のほうがはるかに安いし、バスのお迎えがあるなんて感激。

みんなで喜んでバスにのり、ただただ広い北海道を満喫しながら合宿地へ。到着したのは夕方だったので、その日は練習会場に挨拶に行く程度にしておき宿泊させてもらうホテルに。

「○○大学御一行様」とでかでかと書かれたホテルに入るときは全員なんだかこそばゆかったっけ。普段なら5人くらいで1部屋、ぎゅうぎゅう詰めの民宿などに合宿していたのが、今回の北海道はちゃんとしたホテル。

2名でひと部屋をあてがわれ、ゆうゆうとベッドで過ごす生活。本当にこんな合宿生活を送っても良いのだろうか。

そして館内放送で呼ばれて宴会場に行くとそれはそれは豪華な晩ごはんが待っていました。タイヤヒラメの舞い踊り、とはこういうものをきっというのじゃないかというくらい豪華な食事。

そして一階にはクラブ全員が入ってもまだ余裕があるくらいの大浴場。泳ぐやつまで出てくる始末(私です)

暖房もよく効くし洗濯物もすぐ浴室で乾く。清潔で快適なベッドで全員すやすやと寝ることができました。

 

ところが・・・その時はまだ何も僕たちは分かっていなかったのです。なにも。

最高のゲレンデで最高の練習もできた

次の日からは本来の合宿がスタート。すぐ近くにあるゲレンデには元プロだという専属コーチが待っていてくれました。練習は本格的で実践的、本当に夢のような合宿。

なんせ雪質が全く違うのです。気温は確かに低くて、マイナス20℃くらいになる朝も。昼間は0℃近くまで上がるのですが。自分が上手くなったのではないかと錯覚するくらい練習がはかどります。

お昼ご飯はホテルに戻り、またお腹いっぱい美味しいご飯を食べさせてもらい、また午後からリフトが止まるまで練習。

疲れて夕方にホテルに戻ると従業員の方々に優しく迎え入れられ、疲れを癒やしてまた明日に備えて就寝、できたはずだったのですが・・・

 

「頭が痛い」といいだす人が出てきました。「なんかおかしい」と言い出す人も出てきます。なにが?

僕にはなんにも感じず快適なのですが、「なんかおかしいんだよね」という人は「安すぎるのが逆に怖い」と。

確かに飛行機の往復運賃とか練習会場の費用、コーチ代金などを考えるとホテル代は実質無料になってもおかしくないくらいの破格の値段。

でも詐欺などを行うにしても費用は合宿終了後にその町の協会に支払うことになっているしなかば公的なものだから詐欺行為もできないのです。先払いではありませんので。

「いやー気のせいだよ、きっと大人になったら観光に来てほしいからオトクなサービスにしてるんだよきっと」などと笑っていたのです。

 

ところがついに恐ろしいことを言い出す部員が現れたのです。

階段に人がいた、から色々なことが始まった

最初それを聞いたときに僕は「何を言ってるんだ?」と思いました。

「サキ先輩、階段に人がいたんですよ」

えっ?いやだからなに?うちの部員?従業員さん?フロントの人?

その誰でもないといいます。いやだからじゃあ誰。するとその部員はこういいました。

「なんかこの世の人じゃないんですよ、黒くて何も言わずじっと座ってるんですよ」

季節は冬。もーなんだよー真冬に怪談話かよーつまんないこというなよーと聞いていたみんなで笑ったのですが、それをいう部員だけが笑っていませんでした。

でも、よく考えるといろいろ思い当たるフシがあったりするのです。

大きなホテルだったのに宿泊しているのは僕たちのクラブだけ、それが合宿が終わるまでずっと誰も泊まりに来ませんでした。

僕にはいわゆる霊感とかいうものがないのでわからないんですが、その後もその部員は「あそこに誰かいた」「声が聞こえた」とかいろいろ言うのです。

同じように敏感な?部員から「体調が悪くなった」「気持ち悪い」という声がちらほら。

かといって親切にしてもらっているホテルの方に「なんか幽霊でもいるんですか」などとも聞けず、とりあえず合宿をたんたんとこなしました。

そして最終日、とりあえず病人やケガなどもなく合宿は終了し、帯広から飛行機に乗って大阪空港へ戻ったのでした。

帰ってきてからホテルを調べてみた

当時はインターネットもありませんし、ましてや「大島てる」もありません。

でも確かになんだか「気持ち悪いホテルだったよね」ということで、後になってから調べてみたのですが・・・やはり。

というか今もう一度調べてみたんですが・・・

心霊、幽霊、廃墟、オカルトスポット

マジでした・・・。

2000年ごろ閉館しここ最近取り壊されたらしいのでもう大丈夫です。

 

でもまぁ霊なんていないんですけどね(最初から信じていない)

あ、でも。いま後ろを振り返らないほうがいいですよ。

 

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