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手が温かい人は心が冷たいという迷信の根拠を探してみた

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外国のことわざ「手が冷たいと心が温かい」が直訳され広まったか

冬になると特にそうなんですが、僕が持っていたものを渡した瞬間「うわっあったかい!」と言われたりするわけです。

先日は社内で調子の悪くなった部品をちょっと僕が手で加工したあとに担当の人に手渡ししたんです「治りましたよ、はいどうぞ」って。

そしたら「うわっ温かい~なにこれ」って。いやいや普通に握ってただけですけど。「なんでそんなに手ぬくいの?熱あるの?眠いの?」って。ううん、熱もないし眠くもないんです。

末端冷え性の方がおられますよね。手足が冷えて夜が寝られない、とか。ウチの妻がそうなんですけど。入浴したあとしばらくは大丈夫なのですが、温かいうちに分厚い靴下を履いてしまわないと足先がどんどん冷えていくんですよね。

そんな冷えた足を急にこたつでピタッと触るとこっちがびっくりするという。もしかしてアナタ、人類じゃなくてトカゲとか蛇みたいな変温動物なんじゃないかという。夏はまあまあそこそこ温かいんですけどね。

手が冷たい人は心が温かい?という迷信?ことわざ?

こういう話になると必ず登場するのがこの話。

  • 手が冷たい人は心が温かい
  • 手が温かい人は心が冷たい

こんなにピュアでハートフルで平和を愛す僕のような手の温かい人を捕まえて「心が冷たい」とかどういうつもりで言うのでしょうか。少し冷静になっていただきたい。

これはドイツのことわざだ、という説とかイギリスのことわざだ、という説などもありました。国が違えば例え方も違うっていうのが面白いですね。

ドイツのことわざに「手が冷たい人は心が温かい」があるらしいのですが、これには根拠がありました。

「手が冷たい人」というのは体温がつめたいというわけではなく、子供を厳しくしつける親のことを指すとのこと。

しかし、厳しくすることは子供のことを本当に心配し愛しているから。すなわち心が温かいのだという育児の話なのだそうです。

で、日本でなぜこんな話になったかを見てたらこんな話があるわけです。

  1. 手や足の先には「体温を調整するために熱を逃す」という働きがある
  2. 熱を逃すための血流を上手に循環出来る人と苦手な人がいる
  3. 循環の苦手な人は熱を逃すことが上手にできず体温が体内にこもってしまう
  4. 体温が体内にこもることで脳の動きが悪化し、冷静な判断ができなくなる
  5. 冷静な判断ができなくなり人に対して優しく接することができなくなる
  6. すなわち、手が温かいひとは心が冷たいということ

なんかここまでいくと「風が吹けば桶屋が儲かる」のような発想ですけどね(笑)

外国のことわざが日本で変わったのでは

ドイツのことわざと同じようなものがイギリスにもあるようなので、どちらかのことわざが日本に入ってきたのかもしれません。

それがニュアンスは伝わらず直訳だけされてしまい「手の冷たい人はこころが温かい」ということわざとして定着したのでは、と想像します。

実際には手の温度と心の温かさはもちろん関係がありませんので、今後共このブログをどうぞよろしくおねがいします。

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