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大坂なおみ選手への過度なマスコミ取材がアメリカ代表へ鞍替えに繋がらないか

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過度な取材が彼女からテニスを遠ざける

全米オープンテニスで優勝してから毎日のようにマスコミに取り上げられるようになった大坂なおみ選手。

セリーナ・ウィリアムズ選手を破っての優勝ですもの、本人もびっくり日本じゅうもびっくり歓喜するのはよくわかります。すごいことだし感動したしびっくりしたし。

でも、本人が一生懸命努力してきたテニスで結果を残したことの素晴らしさを褒め称えるところが、いつの間にやらテレビなどのマスコミの取り上げ方は「なおみ節炸裂」「家系は・・」「今食べたいものは」どんどんテニスから遠ざかっていく。

4歳までしか日本におらず、アメリカに渡ったため日本語はかなりたどたどしく、それが面白いのか繰り返し放送するテレビ局にはいい加減うんざりしているし、最近ではそのたどたどしい喋り方を真似して笑いを取る芸人まで現れる始末。正直大阪選手に失礼だと思っている。

試合では極度の緊張と疲労があると思うし、正直試合後は少しでも早くリラックスして次の試合への体調調整をしてもらいたいのに、しつこくインタビューに応じさせ「日本語で話して」などと執拗に食いついたうえで「愛される人柄」などともてはやすのは正直うんざりだ。

逆に。

もし自分がスポーツ選手で一躍有名になったとしても、それ以外のことでしつこくインタビューを答えさせられたうえに「英語で話してくれ」「フランス語がいい」と苦手な言葉で話すようにいわれ、たどたどしく話したことを面白おかしくテレビ放映なんてされたら気分が悪い。ましてやその話し方を真似する芸人なんて現れたら僕だったら猛抗議しているところだけれど。それに対して穏やかに微笑みながら対応している大阪選手には本当に頭が下がる思い。

テニスに集中できる時間がすくなくともマスコミ対応のために削られるというのは残念な思いだ。

大坂なおみ選手と二重国籍

この話もテレビで繰り返し繰り返しやっているので細かい話はもうしないが、彼女は現在日本国籍とアメリカ国籍の両方を取得している「二重国籍」状態。

日本の法律としては22歳になるときにどちらか一つの国籍を選択しなくてはならない、というスタンス。

日本の場合は両親のどちらかが日本国籍であれば日本国籍を持つことが出来る、アメリカは居住していればアメリカ国籍を持つことが出来るという違いによる二重国籍なのだけれども。

IOCのオリンピック憲章 1996年版には競技者の国籍についての記載があるのだけれど・・・

46.競技者の国籍*
1- オリンピック競技大会に出場する競技者は、その競技者の参加登録をおこなうNOCの国の国民でなければならない。
2- 競技者がオリンピック競技大会で代表する国を決定することに関する紛争は、すべてIOC理事会が解決するものとする。
規則46付属細則
1- 同時に2つ以上の国籍をもつ競技者は、自己の判断により、どちらの国を代表してもよい。しかし、オリンピック競技大会、大陸別競技大会または地域別競技大会、もしくは関連IFが公認した地域選手権大会、もしくは世界選手権大会において、1方の国を代表した後はもうひとつの国を代表することはできない。但し、国籍を変更した者もしくは新しい国籍を取得した者に適用される下記第2項で規定の諸条件を満たしている者は例外とする。

二重国籍でも構わないしどちらの国の代表として参加してもいい、でも一つを選んだらもう一つの方の代表はすることができませんよ、ということですね。(あとあと国籍を変えた場合などは別規定あり)

本人は日本が自分にあってるし日本人であると国別対抗戦で日本選手として戦ってきた経緯があるけど、正直これだけ日本で執拗にテニス以外のことでストレスを抱えるような事があるとこの先気持ちがどう変わるかなんて本人以外にはわからない。

アディダスと高額の契約を結んだりこれからますますテニス界での活躍していくであろう大阪なおみ選手。もっとテニスに集中できるような環境を作るのがオリンピックに向けた日本がやらないといけないことなんじゃないのかな、と思ったりします。

さもなくば「アメリカ代表のほうがテニスをやる環境が抜群にいいし、日本はマスコミ対応で疲れてしまったので・・・」なんて絶対にない、なんて言えないでしょう。

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京都の会社で働く会社員。自分が見たもの、聞いたもの、経験したものを文章化する「レビュー系ブロガー」として記事を執筆中。 WindowsPC、chromebook、iPhone7を愛用、ガジェットが大好き。PS4でゲームをし、ロードバイクで走り回り、ハンモックでくつろぐ40代。

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