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【快適】サイドバッグを自転車に取り付けてみた

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サイドバッグはリュックやバッグの暑さ、重さを一気に解消する

ロードバイクで通勤(往復で約15km)するようになってはや2年が経ちました。

夏の暑い日も冬の寒い日も土砂降りの日もカンカン照りの日もほぼ毎日自転車通勤です(さすがに雪の日は妻に送ってもらいますが)。

弁当を入れたり着替えを持っていったりするため、バッグはそこそこ大きなものが必要で、これまでTIMBUK2のメッセンジャーバッグを使ったりORTLIEBのVelocityを使ったり。

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オルトリーブのヴェロシティは鉄壁の防水リュック!(ORTLIEB VELOCITY 24L)

ところが。去年の冬から首を痛めてしまい(首ヘルニア)、ロードバイクの前傾姿勢が辛いのと、リュックやバッグを背負うと患部にあたってめちゃくちゃ痛いのです。

この夏の休暇も自転車で遠出したいと思いつつ、走ってる途中で痛みが出たら辛いだろうということで結局どこにも行かずじまい。

背中に背負うのが厳しいなら自転車に取り付けたらいいのではと思い、サイドバッグを取り付けることにしました。

サイドバッグ(パニアバッグ)とは?

MabelAmber / Pixabay

自転車の後部荷台にバッグを取り付けるのですが、これをパニアバッグ、またはサイドバッグと呼びます。

パニアバッグはパニアとバッグを合わせた言葉で、もともと馬やロバなどに荷物を積むための鞍につけたカゴをパニアと言ったことからそう呼ぶようになりました。パニアバッグと呼んだりサイドバッグと呼んだりすることもあります。この記事では統一して「サイドバッグ」と呼ぶことにします。

自転車で旅行に行く人などは自転車の前後にサイドバッグをたくさんとりつけて衣服を入れたりテントなどをくくりつけて走っていたりします。

私の用途のメインは会社への通勤なので、それほど多く取り付ける必要がないので、とりあえず後ろの左右に取り付けよう、というのが今回の私の狙いです。

ロードバイクにサイドバッグをつける?

ロードバイクというのは「楽に、遠くへ、速く」を目的とした自転車だと考える人が多いです。数万円の手頃な価格のものから数百万円もするようなものまで。

それはバイク自体の素材(鉄、アルミ、カーボンなど)の違いと、ギヤやブレーキなどのパーツなどのメーカーやグレードによる部分が大きいです。軽ければ軽いほど、細かい動作ができる(変速など)ほど価格が高くなります。私の場合は15万円ほど、速くはしるというよりはロングドライブなどを楽しむような姿勢で走るスタイルのバイクです。

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このロードバイクで琵琶湖を一周(200km)することもありますし、そのときは少しでも軽量化するためにパーツをなるべくはずしたり、ドリンクは現地調達したりします。そんなロードバイクにサイドバッグをつけることに最初は抵抗もあったのですが・・・

メリットとデメリットを考えると今回は「よし、取り付けてみよう!」と思いました。

サイドバッグを取り付けるメリット

  • リュックやメッセンジャーバッグを背負うことによる痛みや背中の暑さから開放される
  • 重心が低くなるので走行時の安定性は高い(リュックやバッグなどは高い位置にあるため)
  • ハンドルバッグ(フロントバッグ)、前カゴに荷物を入れるよりハンドル操作しやすい
  • 重い荷物を運ぶことが出来る
  • 荷物を背負わない分自分が身軽になるため振り向いたり体を捻るような動作がしやすくなる

一応デメリットも考えてみたのですが、この程度だったもので。

サイドバッグを取り付けるデメリット

  • 重量が増える(バッグの重量+固定用キャリア)
  • 外観(ロードバイクにサイドバッグなんてつけてるわ、的な)
  • 取り外しにくさ(種類による)
  • 種類によっては中の物が濡れる、等々バック素材の問題

そもそも背負っていたものを自転車に取り付けるので全体的な重量は変わらないのです。ただ、自転車自体の取り回しはやはり悪くなります。

メリットとデメリットを考えた上でもメリットのほうが多いと感じたので、サイドバッグを取り付けるためのキャリアとバッグのセットの選定に入りました。

荷台(キャリア)はTOPEAKのスーパー ツーリスト DXに

荷台(キャリア)というのはサイドバッグを自転車に固定するためのもの。学生の通勤用自転車などには最初からついていますが、シティサイクル(ママチャリ)にはついていなかったりします。ロードバイクにはもちろんついていません。

キャリアと自転車は固定する必要があり、ネジで固定したり専用のツールで固定したりします。自転車の種類によって「ダボ穴」と呼ばれるM5のネジ穴がついていればそれを使います。

今回、私のロードバイクにはギヤ部分のフレームにはダボ穴あり、リアブレーキ部分のダボ穴はないタイプでした。ここは自分の自転車で確認しないといけない部分なので気をつけましょう。

ギヤ部分のフレームにダボ穴がない場合はこういう部品を別途で購入してホイール部分に挟み込みます。

リアブレーキ部分のダボ穴がない場合はこういうシートポストクランプを購入する必要があります。これをダボ穴の代りにして固定するわけです。

購入したのはTOPEAKのスーパーツーリストDXです。

これを選んだ理由は

  • 軽量であること(約700g)
  • 見た目が細身であること
  • 最大荷重が25kgあること

私の通勤の荷物が結構多いのです。天気が悪いとレインウェアと長靴が加わるし、水筒にお弁当箱にiPad Pro、財布にモバイルバッテリーなどを入れると結構な重量になります。帰り道はお弁当と水筒が空になってるとはいえ背中にずっしりくるのは確かです。

サイクルキャリアとして一番有名なのはミノウラのMT-800Nというもの。クロスバイクの方などからは大絶賛されていますね。ミノウラは自転車パーツのメーカーとしては有名で真面目な製品づくりをされています。僕のサイクルラックはミノウラさんのですし(あとでちらっと出てきます)

値段は2000円台前半と安いのですが、重さが1.2kgある上に耐荷重は18kg、見た目はがっしりしてるのですがちょっと惜しい。せっかく購入するのであれば妥協はしたくなかったのでこちらを選びました。もう一点、ロードバイク用に細身のサイクルキャリアがあるのですが、

耐荷重が7kgしかありません。弁当と水筒、Chromebookやカメラなどを持ち歩く私のリュックは割といつも重いのと、雨の日には長靴やレインウェアを積みたいことを考えると7kgではちょっと不安。

これらを踏まえてTOPEAKの製品を選びました。

これがギヤ側のダボ穴を使って固定した部分。自分の自転車をよく見て注文しましょう(無駄に買うのももったいないので)

このブレーキの上あたりにダボ穴がついている自転車もありますが、私のにはありません。あったとしてもブレーキとキャリアが干渉してしまい取り付けられない場合もあるので気をつけましょう。

サイドバッグはORTLIEBのバックローラー シティ 40L

ORTLIEBはドイツの自転車バッグメーカーで、すでにいくつか愛用しています。これは サドルバッグLサイズ。2.7リットルサイズですが遠出するには十分な量が入ります。

通勤に使っていたリュックはORTLIEBのVelocity。鉄壁の防水で本当に雨水なんて全く入りません。(記事は最初のほうにご紹介しています)

生地自体が軽くて強い上に、縫製せず溶接することで水が全く入らない仕組み、そしてVelocityは上をクルクルと巻いてベルクロ(マジックテープ)で止めるだけの簡単さ。確かに中に仕切りがないなどの使いにくさはあるものの、放り込んだら勝ちという使い勝手の良さもあったわけです。今回のサイドバッグも当然ながら私はORTLIEB一択。

  • 完全に防水であること
  • 軽量であること
  • 荷物が詰めやすいこと
  • 容量が多いこと
  • 使い勝手の良さ
  • 着脱の容易さ

ORTLIEBの生地(ファブリック)は本当に優秀。Velocityを2年間使っていますが、ほつれることも穴があくこともベルクロが悪化することもありません。水は完全にシャットアウトするし誰に聞かれても「これ」と勧められるのがORTLIEBの製品。

そして今回選んだのがORTLIEBのバックローラー シティ。容量は40L

左右セットでこの値段、Velocityと値段が変わらないお得感があります。そしてこの商品も5年間の保証付き。

さて、商品を見ていきます。

バッグ中央の「ORTLIEB」と書いてある少し下あたりにバックルの反対側があります。上部をクルクルとまるめてバックルで留める仕組み。簡単ですがこれが一番水が入らない。

このバッグで嬉しいのは自立してくれるところ。底に硬いフレームが入っているのでシャキッと立ってくれるのです。荷物が詰めやすいし安定するのですごく嬉しい。

裏側にはキャリアに固定するための仕組みがいくつか取り付けられています。

持ち手になる部分にもギミックが仕掛けられていて実に面白いのでご紹介。ちなみにこの金具は左右にずらすことが出来るのでたくさんの種類のキャリアのサイズに合わせることができますよ。

このバッグの持ち手とキャリア固定部分の金具が連動していて、持ち手を引っ張るとロックが解除されるんですよ。

言ってる意味がわからないって?これは今持ち手を引っ張ってる状態。ロックが解除されているのがわかりますか?この状態ならキャリアの棒を掴むことができますよね。

これをキャリアにセットする=持ち手を緩ませると・・・

カチャッ、と爪が出てキャリアの棒を挟み込みます。こうなると持ち手を引っ張らない限りロックが解除されません。バッグを取るために取っ手を掴むとロックが解除されるなんてものすごく理にかなった仕組みだと思いませんか?

金具はこのようなレール上にあるので、左右に動かすことができます。ちょうどいい部分が決まったらネジで固定します。もちろんあとで変更することもできますよ。

バッグの上部はこうやって固定するのですが、下の方は固定できないのかという疑問に答えましょう、こういうもので引っ掛けておきます。キャリアの支柱を挟むこむように尖った金具をスライドさせて固定します。

上部のフック2箇所とこの三角の部品の3カ所で固定すると頑丈に接続されています。立ち漕ぎ(ダンシング)しても揺れたりずれたりしません。

この金具の位置も動かすことが出来るのでそれぞれのキャリアに合わせることが。

簡単にしっかりと微調整が効くようにしてあるか。さすがORTLIEBという感じがします。

そう、さり気なく雨水が入らないようにするガードにさりげなく書かれた「made in Germany」。

取り付け完成した写真がこちら

とりあえず出来上がったのはこんな感じ。

荷物をほとんど入れなかったからかもしれないんですが、持ち上げるとそれなりに重さは感じるんですけど走ってしまうと違和感があまりないのが不思議です。

ちなみに、普段は左側だけ使用して、右側は雨の日または雨の予報の日にレインウェアや長靴などを放り込んでいます。

左側だけだとバランスが悪いのかと思いきや、ぜんぜん走っているとわからないものです。「右に付いてるか左に付いてるか運転中はわからない」くらい。

サイドバッグをつけて自転車通勤してみました

さて、実践投入です。これを取り付けて会社に行ってみることに。さっそく雨男ぶりを発揮してしまい雨の日の通勤となりました。

買ったORTLIEBのサイドバッグは最強の防水性能だしそれを実証するにはやっぱり雨の日で良かったのかもしれません。

自転車の重さにビビる

バッグは2つのうち片方に会社に着いてから履く靴を入れて自転車にセット。

もう片方のカバンには弁当箱、水筒、財布、Chromebook、モバイルバッテリーその他もろもろをゴンゴンと放り込みます。

1つで20リットルなので今まで背負っていたORTLIEBのVelocityよりも小さいはずなのにどんどん入る。

とりあえずバッグの上をクルクルと丸めて自転車に装着すると、ベランダに置いてある自転車を廊下に出そうと自転車を持ち上げると「ぐあああ重い!!!」

そりゃそうか。これまでは1台10kgを切るような重さだったロードバイクにキャリアだバッグだ荷物だをくっつけたのだから。

持ち上げたらそう、まるで子供の通学用自転車(通チャリ)を持ち上げたかのような重さだった。これ、ほんとに走るのだろうか。後輪に重さがかかりすぎてウイリーしたらどうしよう。

走り始めたら安心した

マンション住まいなのでまずは地上に降りて道路に出るとおそるおそるペダルをこいで走り出す。

ロードバイクで最初に加速をつけるとき、「ダンシング」と呼ばれる立ち上がって自転車を左右に振りながらペダルを漕ぐ動作をすることが多いのですが、まずそれはやりにくい。

左右にバッグがついているとやはりバランス的にはよくないのでしょう、ハンドルは間違いなく取られる。でも、直進するときにはほとんど気にならないのは、バッグが自分の後ろにあることで空気抵抗が少なくなるからかもしれない。

スピードはあまり変わらず、ギヤもいつもと同じ、ただ坂道を登る時は一つ低めのギヤを選んでいた。自転車が重くなった影響は確かにある。でも自転車を漕いでいる自分は実に軽快で、リュックやバッグを背負わずに走るのはこれほど心地よいものかと。

遠出するときには背負わないで走るけど最近ずっと走れずにいたのでこの感覚を忘れてしまっていた。過ぎていく風が気持ちいい。後方の安全を確認するときにちょっと振り返るのもすごく楽だし、

今日は雨ということでサイドバッグを左右両方つけてのですが、晴れた日などには長靴やレインウェアを持ち運ぶ必要がないのでサイドバッグは片側だけ。明日は晴れるらしいので片側だけで走ってみますが、これはこれで楽しみ。

重い荷物を持つならサイドバッグはぜひおすすめしたい

軽い荷物を持って自転車に乗るなら前カゴやメッセンジャーバッグ、リュックなどでもいいと思う。

でもノートパソコンやガジェットなどで最近持ち歩く荷物はだんだん重くなってきてたし、背中に重いものがあるというのはやっぱり体に負担がかかる。

サイドバッグは自転車自体に重さは加わるものの自分への負担がぐっと減るので安全性も高くなるし、最近のバッグは完全防水のものもあるのでノートパソコンなどの精密機器にも安心。

クッション性が心配ならクッション素材のインナーバッグが今はいくらでも売ってるし、それを使ってでも体から離すほうが自転車は本当に楽になる。

通勤のときの荷物が重い、ちょっとポタリングのときにカメラやビデオ、軽いキャンプ用品などを持っていきたいという方ならぜひオススメしたいと思いました。

サイドバックをつけて旅に出た

そしてサイドバッグをつけて自転車の旅をしたのがこんな記事です。

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