リアルライフ 雑記・ライフハック

地縛霊とか怨霊とか浮遊霊とか「霊」なんていないから

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いるというのなら僕の前に連れてきてほしい

この時期になると増えるじゃないですか、こういうテレビ番組。いろいろ趣向を凝らして怖がらせてくれるんだけど、なかなかモヤモヤします(笑)

  1. 不自然なアングルで左右にキョロキョロするカメラ
  2. 突然映りこむ白っぽい服で長い髪の女性「!!!!」
  3. 一度画面が左右に振れてもう一度戻るとそこにはいない
  4. なんだいないのかと思って振り返ると目の前にその女性が
  5. 「ぎゃあああああああ!!!!!!!」
  6. ナレーション「この動画を撮影した人は・・・死んだという」

あるあるです。いつ死んだ、とは言ってません(笑)寿命で人間いつかは死ぬでしょうね。それとか「変なものが追いかけてくる」シリーズとか。これも最後はカメラマンが捕まってしまい、横倒しになったカメラが静止画のように風景を写していたりして。そして決め台詞「この動画を撮影した人はまだ見つかっていない」・・・じゃあどうやってこのカメラ見つけたんだろう、とかいうやつ。

映像としては面白いけど霊じゃないでしょ、それ。人でしょ?

霊なんていない

そもそも霊なんていないんですよ。よく地縛霊だの怨霊だの浮遊霊だの動物霊だの背後霊だのいうじゃないですか。いないですよそんなの。もうかれこれ数十年「そんな霊おらん、おるわけない、おったら出てきたらええねん」って散々言ってきたんですが、一度も僕の目の前には出てこないんですよ。

いるなら呪ってくれたらいいのに(笑)夜一人で自転車に乗ってたりしますし、スキだらけですよ?取り付く島がないくらい忙しいならまだしも、「いつでも取り憑いちゃってOK」って言ってるのに。

よくある考え方に「死んだ人、動物が霊になる」っていうのがあるじゃないですか。交通事故で死んだ人の霊がその場所に居座って地縛霊になるとか。そこを通りがかった人に取り憑いちゃったとか、山に行ったら狐の霊が取り憑いたとか。

それは霊が取り憑いたんじゃなくて、精神的に混乱してるんでしょうね。気持ちが混乱したのを「地縛霊がとりついたせいだ」「動物の霊が取り憑いた」ということにするのでしょう。

テレビ番組で護摩木などを焚いてお経をガンガン唱えているうちに霊が降りてきたとやらで暴れだしたり踊りだしたり喋りだしたりするやつも、そういう通常では無い状態でパニックになりやすい人をうまく使っているだけでしょうから。パニックになっている人を声をかけたりさすったりすることで落ち着きを取り戻したら「はい、除霊成功」だなんて。

霊なんていないんですよ。いたら今すぐでいいから出てきてくださいよ。

霊の正体

霊の正体も知ってるんですよ。それは「恐怖」です。たとえば暗闇。明るい場所というのは自分の目で見ることができれば「安全」だと確認することができる。でもそこが、暗闇だった場合、見ることが出来ないんですよね。

見ることが出来ないと言うことは、安全が確認できないということなんです。もしかすると怪我をするような何かがあるかもしれない、自分の身に悪いことが起こるかもしれない、そういうことを確認することが出来ないんです。それが「恐怖」ですよね。

掴みどころのない恐怖に対し「霊」というものの存在をくっつければ都合が良いわけです。事故が起こりやすい急カーブはそれなりに事故が多い理由があるはずなのに、恐怖という観点でカーブを眺めると「地縛霊がいる急カーブ」などになるわけです。

自分にとってわからないもの、怖いもの、理解できないもの、そういうものをすべて霊の仕業=霊障とかいうとやっぱり都合良いんですよね。なんとなく霊のせいだから、って心のなかで解決できてしまうような。

死と霊

この部分は信じている宗教などによって考え方が違うと思うので、サラッと流していただければと思うんですが、死ってわからないんですよね。死んだこと無いので(笑)

仏教で「四苦」という言葉があるんですが、人間の存在は「苦しみ」であるというんですよ。「生、老、病、死」がそれぞれ苦しみであるって。でもその4つは誰の人生にも起きることで、生まれた人は必ず老いていき病気になり死んでいくんですよね。その「死」っていうのは誰も死んだことがないので漠然と怖いんです。

死ぬという漠然とした恐怖っていうのはさっきも書いたように「霊」のせいにしやすいんですよね。だから死霊とか死神など死と霊をくっつけたくなるんです。

で、その死という苦しみから逃れたいから宗教が生まれたりするわけで、後はそれぞれの方の思うように考えていただければと思います(変な勧誘とかしませんしw)

それでも霊が怖いっていう方へ

そうは言われても、やっぱり霊が怖いとか霊は絶対いる、という人もいると思うんですよ。それはそれで信じてもいいと思うんです。霊はいる、って。例えばご先祖様の霊とか、守護霊みたいな「自分にとって良い霊」だったら。

例えば、一歩前に進もうかやめておこうか迷ってる事があるとします。失敗するかもしれないけど、その一歩は踏み出したほうがいい一歩だと思える、その一歩を踏み出すために背中をそっと押してくれるような存在が「霊」であると自分が思えるのなら、その霊を信じたらいいと思うんです。

それは「霊」かもしれないし「集合的無意識」かもしれないし「お地蔵さんが笑わせた」かもしれません。あっ、赤ちゃんが部屋の隅などを見つけてニコニコ笑ったりするのを「お地蔵さんが笑わせてる」なんていいますよね(笑)そういうのはいいんじゃないかなと思うんです。

で、どうしても悪霊が怖い、怨霊が怖い、地縛霊が怖いというのなら、それらの対極にあるはずのご先祖様の霊とか守護霊とかお地蔵さんを信じたらいいと思うんです。たまたま通りがかった地縛霊の「悪い力」より、ご先祖様の「私を守ってくれるやさしい力」のほうが絶対に強いはずなんですから。

そう、こうやって霊というものは自分の都合のよいように考えたら良いと思うんです。恐怖が転じて霊の怖さになってるのかな、なんて。でも夜の道とかは本当に危ないので気をつけて下さいね。存在しない霊より生身の人間のほうがよっぽど怖いですから。

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