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クロスバイクのハンドル幅を自分サイズにカットすると乗り心地が大幅に良くなる!

ハンドル幅を調整するとバランスも良くなり腕も楽!是非チャレンジ!

IADE-Michoko / Pixabay

健康ブームにも乗って自転車に乗る人が増えました。ママチャリよりも変速機が付いててタイヤも細くおしゃれに乗りこなせるということでクロスバイクを選ぶ人も多くなりましたね。

クロスバイクからロードバイク、マウンテンバイク(27.5+)と乗り継いでいる私。クロスバイクには手軽に乗れるのに本格的に自転車を楽しめるというメリットがあると思っています。

私はロードバイクに買い換えるまでの間、かれこれ4年ほど乗りました。会社の通勤をメインに琵琶湖一周したり京都散策にも使っているので、ざっくり2万キロくらい走っているようです。(サイクルコンピューター、略してサイコンをつけていれば距離は記録できるのですが、スピードを競ったりと気が散るので外していました)

そんな私が街中でクロスバイクを見かけると「もったいないなあ」と思うのが2つ。一つは空気圧が足りないこと、そしてもう一つはハンドルを買ったままでカットしていないことです。

自分に合うクロスバイクのハンドル幅の見つけ方

自転車のハンドルはさまざまな形があるのですが、クロスバイクの場合「ストレートバー」と呼ばれる真っ直ぐな一本のものが多いです。

購入したばかりのクロスバイクというのはどんな人にもあいやすいように、ハンドルの長さは長めのものがつけられていることがほとんど。

自分にとってピッタリのサイズではない場合、握りにくかったり力を入れにくかったりハンドルを動かしにくかったりします。

ハンドルが広すぎるとしっかり握れないし、顔が前につんのめった感じになって長時間乗ると疲れたりします。広すぎると電柱に引っかかって転びかけたり。

逆に狭すぎると左右のバランスが取りにくくなって腕の短いやじろべえのような感じになります。ではどれが一番自分にとって「最適なハンドルの幅」なのでしょう。

今のハンドルの握る位置をちょっと無視して自分の肩幅と同じくらいの位置でハンドルを握ってみると意外と握りやすいし力も入れやすいかもしれません。「買った時のハンドルがこうだったからそれで間違いない」をすこし疑ってみましょう。

ハンドルの幅が大事だと言うことがよくわかる実験をしてみましょう。「腕立て伏せ」のポーズをやってみてください。

腕立て伏せをしたときの手を付く位置を「肩幅より狭く」「肩幅と同じくらい」「肩幅よりも広い」の3つで試してみてください。

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まず、「肩幅より狭く」したとき、自分の体重を支えにくいと思いませんでしたか?バランスが悪くてどちらかに倒れてしまいそうにもなったりします。

「肩幅と同じくらい」だとどうでしょう。狭いときよりかなり体を支えやすいし左右のバランスも良くなっていると思います。そしてさらに手を広げていって「肩幅よりも広い」とさらに安定感は良くなっていきますが、ある広さのところまでくると逆に腕立て伏せがやりにくくなります。広すぎて力を入れにくくなるんですよね。

結果的には肩幅か肩幅より若干広めくらいの時が腕立て伏せがやりやすく、あまりに広くても狭すぎてもやりにくいです。それは腕の筋力と可動域などに関係してくるのですが、その幅がもっとも上半身を支えやすいのです。

クロスバイクのハンドルを握るというのは左右に曲がるためだけではなく、上半身の重みの一部を支えることにあります。腕立て伏せをしてみると腕で体重を支えている感覚がつかめると思います。

クロスバイクのハンドルの幅は「腕立て伏せでしっかり体重を支えられる手の位置」にしてやると上半身の重みを受け止めやすい、ということになります。

実はここがママチャリとクロスバイクの大きな違いなので、ちょっと話がずれますが詳しく説明してみます。

ママチャリとクロスバイクでは体重のかかり方が違うからハンドル幅が大事

ママチャリというのはこんな形のものが多いでしょう。

お尻を載せるサドルと手で握るハンドルの位置に注目してください。サドルより高い位置にハンドルがついていますよね。

この状態でママチャリに乗ると、体重は大部分が自転車を漕ぐ「ペダル」と座っている「サドル」にかかるのがわかると思います。腕にかかる負担というのはあまりなさそうですよね。

では、今度はクロスバイクの形を見てみましょう。(ちなみにこの自転車はアート サイクルスタジオさん。低価格で高品質なロードバイクやクロスバイクを作っているメーカーさんです)

お尻の位置がかなり高いのがわかりますよね。サドルの高さとハンドルの高さがほぼ同じになっています。

お尻がこの高さになるということは、体重はママチャリのように「サドルとペダル」ではなく「ハンドルとサドルとペダル」で支えることになるのです。

この、3ヶ所で体重を分散して自転車に乗ることができることがママチャリよりクロスバイクのほうが軽快に走ることが出来る理由です。

クロスバイクは体重を「腕、お尻、足」に分けて自転車に載せるので、長時間や長距離乗ってもお尻が痛くなりにくいです。ママチャリは上半身の体重をお尻が支え続けるので痛くなりやすいし長時間や長距離の運転に向いていないのです。

しかしクロスバイクもサドルの高さを自分に丁度いい高さに調整せずに乗ると「ハンドル、サドル、ペダルの体重配分」のバランスが悪くなり「腕がだるい、おしりが痛い」となります。

すこし脱線しましたが、そのためにもしっかりと上半身の重みをしっかり安定して支えることができる「ハンドル幅」の調整はすごく大事なことだと分かっていただけると思います。

ハンドルのカットの方法について

では実際のハンドルカットの方法についてです。

腕立て伏せをしてみることで「ちょうど体重を支えやすい手の位置」というのが分かったと思います。その手の幅を計ってみて、実際のハンドルを握ってみましょう。買ったばかりのハンドルよりもしっかりと体重が支えられると思います。それで良さそうならそれよりも数センチ広いところでカットしましょう。

少し広いところでカットする理由は砂利道や凸凹道などの悪路はそれらよりも少し広めのほうが安定しやすいこと、それとストレートバーだけだと腕が疲れてくる方はのちのち「バーエンドバー」を装着する人がいるためです。バーエンドバーとはハンドルにつけるもので、ハンドルの握り方を変えることができるので腕の疲労軽減に役立ちます。

これを固定するためにすこしハンドルに被せる分を長めにカットしておきたいところです。

ハンドルをカットするにはいろいろな方法がありますが、握る部分のハンドルグリップを外してパイプを露出したらパイプカッターで切断するのが一番失敗しにくいです。

ハンドルを挟んで刃物を当て、少しづつクルクル回転させることでずれたりすることなくカットすることができます。鉄を切るようなのこぎりで切ることも出来るのですが上手に切りにくいしずれたりしやすいのでおすすめしません。

切断したばかりの切り口は荒れているので、金ヤスリやサンドペーパーなどでバリ(ささくれ)をしっかり落としておきましょう。

ついでにハンドルグリップを交換するのも良いです。VELOのグリップなどがオススメです。形や硬さもいろいろあって迷ってしまいます。

ちなみに、一度抜いたハンドルグリップや新品のものはパーツクリーナーをハンドルに吹きつけておいてからシュッと差し込むとすんなり入ります。滑ればいいんだ!と石鹸水を塗ったりすると、とっさの時に空回りとかをする危険があるのでやめておきましょう。このエーゼットのパーツクリーナーは自転車部品に多いプラスチックにかかっても大丈夫なタイプ。揮発性の高い成分なので成分が飛んでしまえばしっかりハンドルと密着してくれます。

ハンドル幅のカスタマイズに是非挑戦してみてください

クロスバイクのハンドル幅の大事さとカスタマイズの方法について書いてみました。ぜひ参考にしてみてください。

ところで、逆にハンドルがすごく狭い自転車に乗ってる人を見たことがありませんか?都会ならメッセンジャーの人たちがハンドルが狭い自転車に乗っていたりしますが、肩幅よりかなり狭くしていたりします。見た目に「ハンドル操作しにくいんだろうなあ」と思ったりするのですが、あれは信号待ちしている車の横をすり抜けやすくするためにハンドル幅を狭くしていたりするそうです。

自分にとって最適な自転車の選び方、ハンドルの調整など自転車っていうのは本当に奥深いですよね。

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