ロードバイクで自転車キャンプ!調理して食べるのもキャンプの醍醐味!
ロードバイクにたくさんの道具を積み込みキャンプにでかけています。
以前の記事では「装備編」ということでテントやタープ、ハンモックなどのキャンプ先で使うものをまとめてみました。
今日はその続きで「調理、食事に使うもの」をまとめてみますのでどうぞお付き合いください。
① 風除け板
1000円ほどで買える調理中のコンロなどの周りに立てる風除けの板です。蛇腹折りになっていて広げて使います。スキレットの後ろに見えているアルミ板がそうです。
風が強い火でも安定した火を使うことができます。逆にいうとこれがないと細い小さな炎のバーナーやストーブは使いにくくなります。

② BRITAフィルアンドゴーアクティブ
美味しい安全な水を飲むために持ち歩いているのがBRITAの浄水器フィルアンドゴーアクティブです。水道水から嫌な臭いや味の成分を取り除きミネラルはそのまま、という素晴らしい浄水器です。
装備編で紹介したポリタンクの水は水道水を入れておき、カルキなどの殺菌成分などはそのままに手洗いなどの水として使い、飲料水だけは一旦このフィルアンドゴーアクティブに入れてから利用します。
記事が見つかりませんでした。
カルキの臭いのきつい水でコーヒーを作るのと、ミネラルだけが残った水でコーヒーを飲むのとどっちが良いか。アウトドアのコーヒーの味を知ってる方ならわかると思います!

③ コーヒー豆いれボトル
自宅で挽いたコーヒー豆をこのボトルに入れて持っていきます。個人的な好みですが京都の村上珈琲さんのマイルドブレンドが好きでいつも買っています。値段も安いのに本当に美味しい。
村上珈琲さんは通販もやっているので興味がある方は検索してみてください。ボトルは100円均一で購入しました。
④ スキレット 和平フレイズ 鉄スキレット15センチコンボセット
ステーキを焼いたりしたかったので重いのにわざわざ積んでいくスキレット。
燻製を作ったりすることもできるので和平フレイズの3点セットを購入。浅いスキレットが深いスキレットの蓋になるようになっていて、燻製を作るための網もついています。
両方持っていくのは重いので燻製を作る時はベランダでがんばってみることにしましょう。

厚い鋳物でできているのでしっかり熱したら火を止めてからでも熱が通りお肉がしっかり加熱できます。
⑤ メスティン ミリキャンプ
ご飯をたくための飯盒、メスティンはトランギアが有名ですが登録商標ではなく「メスティン」とは飯盒を指すのでミリキャンプが偽物とか本物というのはちょっと違いますね。
トランギアは価格の変動が大きく値段も高いので、性能的に問題がなさそうなミリキャンプを購入、実際にご飯を炊いています。
私の場合は200ccの水を入れて30分ほど放置して水を吸わせ、手でサッとかき回したら一旦水を全部捨ててしまいます。水をしっかり切ったら200ccの水を入れて炊飯します。180ccが良いとかいろいろな声があるのですが実際にうまくいったのは200ccでした。これは使うストーブなどにもよるかもしれません。何度か練習してるうちに自分の好きな硬さのご飯が炊けると思います。
料理なんてしたこともなかったのに気づいたら水の量を真剣に計ってご飯を炊いている自分がいてちょっと笑ってしまいます。

⑥マグカップ snowpeak チタンマグ300cc
使ってる人の多いsnowpeakのチタンマグ。直火できるようにシングルのものを購入したものの、結局は他のもので沸かしてしまうので直火はやったことがありません。火にかけることでついていく色に「マグカップを育てる」感覚を持つ方も多いようですね。

でもアウトドアでこれに入れて飲む珈琲は本当に格別です。
⑦ クッカー スノーピーク(snow peak) トレック 900 SCS-008
荷物を少しでも減らすべく、容器を重ねて入れることをスタッキングなどといいますが、このsnowpeakのトレック900はイワタニのカセットバーナーにちょうどいいサイズ。
大きい方のポットで900ccなのでお湯を半分ほど沸かせばラーメンに丁度いいサイズ。若干麺よりも小さいときは麺を少し割って入れたりします。パスタは半分に折るほうが均等に茹で上がりますね。

アウトドアで食べるラーメンは自宅で食べるより3割り増しで美味しい。この時は卵も持っていったので5割増しで美味しかったです。
こんな卵を入れる容器が売っているので割れずにキャンプ地まで持っていけますよ。

⑧ Esbit(エスビット) ポケットストーブ
メスティンでご飯を炊くのに丁度いいポケットストーブ。安いものは数百円でそっくりなものが売っているのですが、作りがしっかりしている本物を購入。熱湯が入っている状態で部品が破損したりすれば大やけどの可能性もあるので。火のまわりのものはなるべくきちんとした製品を買うようにしています。
後で紹介する固形燃料を使えば時間ぴったりで炊飯できるのでほったらかし調理でオッケーなのが良いです。30分水を吸わせたメスティンを乗せて火をつけ、消えてから30分ほど蒸らせておけばちょうどいい感じのご飯を炊くことができるので。買ったときについていた固形燃料は着火剤として使うことにしました。


⑨ キャンピングチタンカトラリー 3点セット
カトラリーも種類がたくさんあるのですが、軽量で強いチタン製の物を使うことにしました。お箸は割り箸を数本持っていくことにし、チタン製のお箸はパス。

写真は5点セットになっていますがお箸を抜いたフォーク、ナイフ、スプーンのセットを買いました。ナイフがすこし切れ味が悪いので購入したら研いでおくとお肉を切るときに楽です。
⑩ イワタニ ジュニアコンパクトバーナー CB-JCB
アウトドアで利用者の多いイワタニのジュニアコンパクトバーナー。
自宅でも使うカセットコンロのガスを使うので忘れてきてもコンビニで買うことができます。火力も強く1リットルのお湯を沸かすのに5分もかかりません。ガスを出すつまみをすこしひねってガスを少量出しておいてから着火ボタンを押せば一発点火、火花が飛ばずなんどもカチャカチャしたことはいまのところ一度もありません。
類似品はAmazonでも見かけることがありますがやはり火に関するものは妥協せず有名メーカーのものを使うほうが安心です。

いまのところもっぱら琵琶湖岸でキャンプすることが多いので木や枝を拾うことができず、このコンパクトバーナーを持っていっています。枝などを拾うことができる場所ならこれを置いていって組み立て式のストーブを持っていくのも考えるところです。
夏が終わって秋になったら焚き火キャンプなんていうのもきっと楽しいのでしょうね。
⑪ 軍手、手袋
この手の商品を買うのはやっぱり近所のワークマン。軍手と豚革手袋です。熱いものを触る時は「そろそろ冷めただろう」と素手でやっては絶対にダメですね。特にスキレットの保温性能はびっくり、すっかり食べ終わって片付けようと言う頃にまだ素手でくらい熱かったりします。ナイフを使うときなども気を付けたいところ。
⑫ 四角い網
バーナーにコッヘルなどを載せたときに不安定だと思う時はこの手のひらサイズの網の上に載せるようにしています。ぐらついて落下など不慮のやけど防止のためです。100円均一で売っていますしAmazonなどで探しても大きなものしか見つかりません。100円均一ってありがたいですよね。
⑬ 固形燃料 ニイタカ
メスティンで1合炊きに丁度いいサイズの固形燃料。エスビットのポケットストーブ+固形燃料+メスティンで半自動ご飯炊きができてしまうスタイルです。

Amazonで買うこともできますし100円均一で3個入りというのも売っているようです。長期保存ができずだんだんと痩せてきてしまうらしいので頻繁に使わない方は都度購入でもいいかも。
⑭ シリコン製コップの蓋
アウトドアというのはいろいろなものが飛んでいます。ホコリや灰、そしてハエなども。
コップのフチにハエが止まった珈琲はやはり飲みたくなくなるもの。そんなときにサッと使えるのが100円均一で購入したシリコン製の蓋。柔らかくてフニャフニャのものです。
snowpeakのマグには専用の蓋が売っていたりしますが、そこまで私はこだわりがないので・・・これで十分。
⑮ ドリッパー コーヒーフィルターホルダー
100円均一で売っているものも見たのですが全体的に華奢ですぐ壊れそうだったのでAmazonで評価の良いものを購入。
朝起きてクッカーでお湯を沸かし、その間にマグとこのドリッパー、珈琲を入れたフィルターをセット。安定感があるし崩れたり曲がったりもしません。
専用のケースがついているしワイヤーをすこしひねってやればコンパクトに畳めるので場所もとらない。キャンプに行くと数杯珈琲を飲むのでこれは忘れてはいけないグッズ。
⑯ 珈琲用のフィルター
自宅で使っている1杯用のフィルターをジップロックに入れて持っていっています。
無漂白低価格ので全然問題なし。ただし湿気にやられると嫌な感じの臭いがでるので購入したらすぐジップロックに放り込んでしまいましょう。
料理の味も料理の過程もいろいろ楽しみたい
自宅では料理をまったくしない私ですが、アウトドアでキャンプをするとなると「お腹が空いたら自分でなんとかしなくてはいけない」という思いがありますね。
ご飯を炊くのも初めてで水加減を試行錯誤したり、美味しい珈琲の入れ方を考えたり。単純な料理からすこし前進してまな板を持っていって何か炒めてみようとか企んでみたり。
味覚はそれほど鋭いわけではないので味以上に「料理をつくること」に少しチャレンジしてみようかなと。
焼くだけの料理からあと3歩くらい前進してみたいと思っています。