あれこれやそれこれ

雑記系ブログのさらなる高みを目指すブログ

道路誘導員をしたことがないから「誰にでもできる」と言えてしまう

やってみると難しさに驚愕する

f:id:masaki709:20170513212302j:plain

別にどうでもいいんですけどね。でもちょっと「違うだろ」と思うことが多かったのでちょっと時間を割いてみる感じです。

チルド氏というブロガーがいます。燃えるのが大好きです。いや、燃やすのが大好きです。困った人だなぁと思いつつ、読者からは外していないブロガーでもあります。

でも燃やしすぎてオオカミ少年のようになってしまい、少々の煽りでは読者に耐性がついてしまい燃えなくなってしまいました。そしてあれやこれや手を変え品をかえ話を持ってくるんですが最近どうもパッとしないなぁ。

で、この記事。

知らないくせに言うなよ

たまたま良いことがあってニヤニヤしていたチルド氏が道路の誘導員の方と目があい、勝手に「見下したと思われた警備員が睨んでくるようになった」と錯覚したチルド氏のお話。

往来するひとびとの動きは不規則で、予測がつかないから、どうしても人の目で判断する必要がある。場合によっては、声かけで注意を促したりして、危険を予防したりもできる。

つまり、安易に機械が代替できる仕事じゃないんだ。

いっぽうで、誰にでもできる仕事でもある。一般的な成人男性であれば、基本的に不採用になることはない。

僕は大学生の時にいろんなアルバイトをしたけれども、その中に道路誘導員も入っている。 人や車の動きは不規則だし人の目で判断するのが一番良いのはわかる。

片側交互通行にする場合、機械的にやろうとすれば「片方が5台行けば一旦ストップ、反対車線を5台通す」とかになるでしょう、でも実際は往来する車の量は違うものだし、倍の車を通してから反対車線を流したほうがスムーズに動ける場合はある。通行人の安全を確保して誘導するにしたって全ての車を止めるのではなく、一旦通行している人に少し待ってもらったほうが車も人もスムーズに流れる場合だってある。

人工知能とかなら出来るかもしれないけど、今なら熟練した誘導員の方がやったほうがスムーズに行くとは思いますよ。丁寧な方にフォローしてもらえれば待っている時間だって苦痛に感じないものだし(逆はめっちゃイライラするけどね)

でも「誰にでもできる」仕事ではない。

バックホー(ユンボとかショベルカーとかね)を現場で使うところに配置された道路誘導員などは難易度があがる。往来する車をスムーズにながしつつ、バックホーが旋回する前にアイコンタクトを送ってくる運転手さんの意図を理解して往来する車を完全に手旗とボディランゲージでストップさせて安全を確保し笛で安全確保を知らせる、たまに勘違いして突っ込んでくる車がいれば緊急のホイッスルを鳴らして運転手さんの旋回をストップさせた上で突っ込んできた車を処理する。

一瞬遅れるだけでショベルにすくっていた土砂が大量にこぼれたり工事現場の真ん中で車が立ち往生することになったりもする。責任感が強くないと務まらないし「どうせ警備員だし」なんていうプライドで仕事をしていては務まらない。

一般的な成人男性であれば、基本的に不採用になることはない。

工事現場の量と誘導員をする人数のバランスが悪いので地域によっては慢性的に足りない状況だと思う。特に年度末や特需で湧いているような地域などは。誘導員が確保できなかった場合は作業員のうち一人を誘導員にまわってもらうために作業メンバーが足りなくなり工期が遅れることにもなりかねない。

一人でもたくさん登録しておき、緊急でお願いしたい場合なども出てくるから採用しておくことも多いとは思う。誘導員の仕事も難易度がいろいろあるので、不慣れな人が入ってきたら簡単な仕事をしてもらうこともあるので。

僕がやった誘導員の仕事はこんな感じでした。

  • 工事現場の手前100mほど前に一人で待機、通りがかった車に「100m先で工事をしているので、それより向こうに行きたい時は迂回して下さい」と伝えるだけ
  • 道路工事の両端に一人づつ立ち、トランシーバーでやり取りしながら「白のハイエース○番を通したらOKです」と声を掛け合いながら交互通行をサポート
  • 道路を掘り返している現場に一人で立ち通行する車両を交互通行させながら工事車両が入ってきたらバックで現場に入るのをサポート
  • ビルの建設現場の入り口に立ちコンクリートミキサーの出入り時の通行人の安全確保とバック進入時の巻き込み防止

それぞれ気をつけなくてはいけないポイントが違うし疲労度も違う。年齢や性別、これまでの経験などによって入れる現場も異なってくることもあるけど、「誰にでもできる、基本的に不採用になることはない」なんて仕事ではない。

睨みたいときだってある

誘導員だって人間、睨みたくなるときだってある。安全を確保したいがために止まってくださいと手旗を振って道路の真ん中に出ているのにスピードを落とさない車。道路工事中の横をすり抜ける時にスピードを落としてもらうように手で合図をしているのに猛スピードで走って小石を飛ばしまくる車。

よく誘導員の人が手のひらを下にして上下してるのを見たことないですか?あれは「速度を落として下さい」の合図だったりするので今度気をつけて見てみて。

クレーンが動いているので少し待っていて下さいと頼んでいるのに小走りで通り過ぎようとする人とかには申し訳ないんですけどイライラしました。そりゃ急いでるときもあるとは思うんですが、誘導員の人も安全確保のためにやってたりしますから。

言うことを聞かない通行人や車もあれば頓珍漢な誘導員の人も中にはいますからね、どっちが悪いとか良いともいいにくい部分はあるのでお互いに「睨みたい」ときもあるとは思いますけど、そこにはプライドの有無とか喪失とか見下してるとか見下してないとかは関係ないと思いますがいかがなものでしょう。

要するにあれです。やったことがないのに適当なことを書くな。