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あれこれやそれこれ

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『答えのない世界』-グローバルリーダーになるための未来への選択 読書レビュー

答えのない世界で大人は子供たちはどう生きていくのか

ひさしぶりのレビュープラスさん献本です。

大前研一さんの本「答えのない世界」。サブタイトルとして「グローバルリーダーになるための未来への選択」というのがついています。

世界中で安定というものが消え去り、まさかの(一部では予測されていたとおり)トランプ大統領がうまれ、イギリスのEU離脱、長期化するさまざまな世界不安などを考えると「答えがない」予測ができない世界、社会になっていることは間違いありません。

昔ならいい大学を出ていい会社にはいれば将来は安泰などというのはすっかり消え去り、いい会社がある日存在すら危ぶまれるような社会。そこで求められる大人のビジネスマン理想像、子供の頃から始まる人材育成の事などを実例を載せながら紹介していく193ページです。

目次と概要

第一章 21世紀に求められる人材

20世紀の雇用モデルでは人も企業も育たない。企業はクラウドソーシングを駆使して仕事を効率化しつつコストは下げる、人材は20代10代のうちからクラウドソーシングで活かされるべき人材を目指す。現在、クラウドソーシングだけで年間2600万円稼ぐ人もいる。

自分を人材という目で見れば「得意分野」が非常に大事。10代のうちから見つけておきたい。学生のうちに行うアルバイトはマニュアル通りにこなすものではなく、自分の学習、成長のために行うものがよい。

20世紀は「ヒト、モノ、カネ」の時代、21世紀は「ヒト、ヒト、ヒト」の時代。有能な人材があつまればモノもカネも集まってくる。

ざっくりまとめると「20世紀枠の人間は21世紀では生きていけない」

第二章 子ども編

21世紀を生き抜くための子供の学び

最新のデータを紐解いてみると子供たちの未来というのは悲観すべき内容になってしまう。

国民一人あたりの豊かさは失われ、人口は減少、高齢化に労働生産性は下がる一方、AIやロボットが高性能化することで人間のポジションはますます減っていく。これからの子供たちが大人になるころに求められるものは現在とはまったく異なる。

生産性の高いビジネスを作り出す能力や大きな変革を作り上げる能力。英語教育は当然のこと、これからは内発的動機づけや自己主導で解法を得る能力、生涯学び続ける意識などが求められる。

国語算数などの教科以上に思考スキルや社会的なスキル、自己管理スキルなどビジネスに役立つような考え方を学ぶことを求められる。

第三章 世界に通用するグローバルリーダーの育成を目指して

日本でもグローバルな人材を育成するために「国際バカロレア」の指定校を200校にするという閣議決定が行われた。

国際バカロレアとは世界中で採用されるグローバルスタンダードの教育プログラム。上位国立大学が着々と採用し、今後は明治大学などの有名私学も参加する予定。

英語力を身につけることでロジックで考えること、国際社会で生きていくならばそれが必須になる。英語学習の方法等についての提言など

感想

ただ学ぶだけでなく、自ら工夫しビジネスを作り上げる能力、学習が求められる。現在のビジネスマンにすら変革は求められる。さて、これを読んで自分の身にどれだけ置き換えられるか、はこれから考えてみたい。