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京都の戦国時代展から二条城へ梅の花を見にいく散歩

武将の声がこだまする、不思議な時代展

さて、有給を取って朝から確定申告をしたあと、京都に出て「戦国時代展」を見ようとは思ってたんですが、あまりに確定申告が早く終わったので、京都についたのはまだ10時になる前。伊勢丹の店内ではまだ朝礼が行われてました。

今日は荷物を減らしたかったので望遠レンズはお留守番。35ミリ換算で50ミリの単焦点レンズのみ、自分で動いて自分で撮りましょうというやつです。今日の京都タワーもキレイにそびえ立ってました。週に2回は必ず見上げてるのにまだ撮ってるし。

平日ということもあり観光客は少なめ。でもバスのりばには渋滞が出来てましたね。みんなほんと京都好きなんだから-(お前もな)

京都文化博物館へ

場所はこちら。前回の大エジプト展と同じ京都文化博物館です。地下鉄で御池まで行ってちょっと戻ってくる感じ。三条通を東に少し入ります。

レンガ造りの古い建物を見上げながら・・・ああっ!事件発生!首が!!!

散髪屋さんの練習用の首でした。もーびっくりする。さて、数分歩けば到着です。

いいですね、「戦国時代」というだけでなんかワクワクします。縄文時代とか奈良時代とかっていまいち古すぎて実感が沸かないんですけど、戦国時代くらいになると残されている資料も多いし、絵が生々しくフルカラーだったりするので見ていて楽しいし、知ってる武将や大名の名前がどんどん出てくるのでホント嬉しい。

戦国時代展とは

戦国時代を「時代の転換」そして「新たなる秩序」として区切り、その中にいろいろな切り口を見出して展示してあるのが「戦国時代展」です。まず、時代の転換を「享徳の乱」と「応仁・文明の乱」とし、そこから群雄が割拠することで将軍家が弱体化、そして織田信長による室町幕府の崩壊。織田、豊臣、徳川という新秩序が出来ていくまでの時代を戦国時代と呼んでいます。切り口になる章はこんな感じ。

第一章 合戦 静寂と喧騒
第二章 群雄 翔け抜けた人々
第三章 権威 至宝へのあこがれ
第四章 列島 往来する人と物

簡単に紹介してみます。

第一章 合戦

川中島の合戦を絵に書いた「川中島合戦図屏風」には足軽から大名までの陣取りや表情などがいきいきと描かれていて、どちら側が描いたかによって戦場の優劣性が変わるという「真実を描いたものではない」というところに面白みがあります。

そりゃそうですよね、誰でも「ええ格好しい」ですから。特に川中島の合戦の武田と上杉はライバルとも言えるほど繰り返し激突しているわけですから、その時に応じて劣勢、優勢のタイミングがあるわけです。

そして大きなものはもう1枚、姉川の合戦図。これは江戸時代に入ってから書かれたものらしく、援軍で行ったはずの徳川家が大々的に載っていて、こともあろうに織田信長がまったく登場しないという(笑)これにはびっくり。

その他にも旗指物など、戦場で使われるものもいろいろと。六文銭などは若い子に人気がありましたね。さすが真田です。

第二章 群雄

戦国時代に有名な大名や武将、将軍家などの肖像画やよろい、刀などを紹介していました。教科書でもおなじみの顔もあれば、妙に美男子な織田信長も。その絵は信長を神格化するかのように特別に描かせたものだそうです。

E0037650 大雲院・織田信長像(模本) - 東京国立博物館 画像検索

ひときわ人が立ち止まって眺めるのはやはり刀。今回も有名な刀を見ることが出来ました。

「五虎退」(ごこたい)

ここに写真が載せてあります。

粟田口藤四郎吉光の作で刃長八寸二分(24.8cm) 
足利義満の使いで中国に渡った役人が現地で5匹の虎に襲われたのをこの刀で退けたという評判を耳にした義満が「五虎退」という名前を付けたもの。それを上杉謙信が京へ上洛した際に、正親町帝から拝領したとされている。

面白いですね。そういうエピソードが刀の名前にちゃんと入ってる。

他にも北条早雲(伊勢宗瑞)から始まる北条家の歴代大名の肖像を並べてみたり、武田や伊達家に伝わる分国法なども紹介。武田信玄の「甲州法度次第」には信玄自信が法律をきちんと守ること、問題があれば誰でも名乗り出るようにという柔軟さがあって面白い。

第三章 権威

群雄割拠して名前が有名になったとはいえ、京都の芸術や学問、作法などに詳しくなかった諸大名はこぞって美術品を集めたり幕府からの献上品を大事にしたりと忙しい。室町幕府が弱体したとはいえ上杉謙信や武田信玄も名前の一字を将軍からもらっていたり、茶道具をこぞって集めたり。

信長は酒が苦手だったらしく、酒の席がつまらないから茶道にいそしんだ、なんて話もありました。光秀を痛めつけたのは酒の席ではなくてシラフだったのか、怖い。

第四章 列島

これまで道路が分断されていたものが、戦国時代には道路の整備が進み、熊野詣や伊勢詣、西国三十三箇所巡りや東国三十三箇所巡りなども始まり、国内を人や物が流通するように。地方によってはアイヌや明、東南アジアへの貿易を始める大名なども出てきた。

それとともに残される書状なども増え、交易によってもたらされた外国の品なども入ってきている。オホーツク海で取れたラッコの皮などもあったんだとか。

あんまり書くとつまらなくなるのでこのへんで。近くの方はぜひ足を運んでみて下さい。歴史の匂いがたっぷりの読み応えのある展示でした(というか結構地味)

今回も買いました公式資料本。2500円だけど中身を見るとやっぱり安く感じる。

京都散策は織田信長の足取りを

ちょうど戦国時代展を見終わったのがお昼。河原町通りまで出たところにラーメン「横綱」があるのでパパパとラーメンを食べ、リプトンでお茶。ああ、こういう休みの日を過ごしたいんですよ。幸せ。

コーヒーを飲みながら本を読み、しばし休憩。ちょっと歩き疲れた。

昔からあるピザ食べ放題の「シェーキーズ」。一人で行くのはちょっとためらってしまった。こんど誰か一緒に行こうよ。ピザくらい全然おごるからさー。

寺町通を北に上がれば修学旅行生が好む店とは一風変わったお店が並びます。鳩居堂さんなんかはまさにそう。和文具を中心に一歩踏み入れるとノスタルジック。でも今日は棚卸しということでおやすみでしたチェッ。

でもオシャレだわ。こういうの好き。

京都に観光で来たらぜひのぞいてみてください。いかにも、な京都がそこにあります。

そういえば本能寺がここにあったなと思ってちらっと見ると春の寺宝展なるものをやってたのでちょっと寄ってみました。500円払ったけど・・・払ったけど・・・微妙。

そもそもあの時の本能寺の場所とは違って堀川高校の裏ぐらいやし。(小川通り蛸薬師のへん、行っても石碑しかない)今のお寺は秀吉が建てたとかなんとか。

お腹いっぱいご飯を食べて、のんびりコーヒーを飲んだあとなので気分は散歩。昼間は暖かかったので歩いててほんと気持ちがいい。

寺町通から御池通に出ると西に向かって歩きだします。二条城の梅林がキレイに咲いてるとかいう情報を見つけたのでちょっと行ってみようと思って。

そう、御池通といえばあの会社があることで有名です。

株式会社はてなさん。いつもお世話になっています!

某氏から「行ってみたら」とも言われたのですが、さすがにウチくらいの「はぐれはてなー」が「株式会社はてなに行ってみた」をやると怒られそうな気がしたので(笑)いやもしかしたら丁寧に応対されつつも壁の裏にはほうきを逆さまに立てられてぶぶ漬けの用意でもされるかもしれんし・・・やめときました。

歩き疲れたので烏丸御池からは東西線で二条城駅まで。

二条城へ

ただいま、二条城の通常入り口の門が工事中のため北門から入らなくてはいけないんですが、それがめっちゃ遠い!!

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丸太町からのほうが近い。地下鉄で丸太町まで行ってから市バスで西に向かうほうが楽だと思います。行く予定のある方はぜひ。

みたいのは梅の花が咲く梅林。まぁそこに行くまでしばし庭園を散策です。二条城といいつつお城というよりは庭園みたいなもんですからね。

まぁ写真に興味が無い方はササッと通り過ぎて下さい(文章も飛ばしますw)

梅林を見るまでにまぁ歩くわ歩くわ。最後のこの1枚の下に見えてるのが梅の花。ああ、あそこまで歩かないと行けないのか・・・

でもね。

咲いてる梅の花を見るとやっぱりキレイだったので、行ってよかったなぁと思いましたw見どころは他にも北野天満宮とか伏見とか太秦とか色々あったんですけど、他の場所まで足を伸ばすともう一つの野望が達成できなくなっちゃうので。

戦国時代展を見て、美味しいラーメンを食べて、コーヒーを飲みながら読書をして、散歩しながらきれいな梅を見て、ホントいい一日だなぁ。

写真もいっぱい撮れました。たまにはカメラもちゃんと使ってあげなくては。もう少し暖かくなったら自転車カメラ、また始めようかね。

と、このベンチに座って庭をぼーっと見てたら

 こんなことをつぶやいてました(笑)有給ってありがたいですね。めったにとらないけど。このあと私は次の野望に向かって進みだしたのでありました(つづく)