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あれこれやそれこれ

雑記系ブログのさらなる高みを目指すブログ

「酒池肉林」の肉林は女性とは関係ありません。でも続きがあるんですよ

☆雑感☆ ☆雑感☆-雑学ネタ

語源は史記のちゃんとしたお話から

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12月の忘年会から年末年始、3月の期末決算などと何かとお酒を飲むシーズンが続いたと思ったら、今度はやれ桜が咲いたから花見だ、夏はビールがうまいだの秋は松茸で熱燗をくーっと、などとまあいろんな口実をつけてお酒を楽しむ人が多いですね。

そしておじさん達がよく勘違いして夢見ているのが「酒池肉林」。お酒に溺れ、女性がたくさんいてありおりはべりいまそかり、的な(はべり、しか要らなかった。笑)そうやってニヤニヤしているおじさんを見ながら「ああ恥ずかしい」と思うわけです。

だって「酒池肉林」って女性なんて全く出てこないんだもの。でもね、というのが今日の記事です。

「肉林」は豚料理の名前!

司馬遷によって書かれた「史記」に出てくる逸話から酒池肉林という言葉は生まれました。殷の紂王が妲己(だっき)の歓心を引くために大宴会を繰り広げた、というところからこの言葉が。

以酒爲池、縣肉爲林、使男女倮、相逐其閒、爲長夜之飮。

いやいやわからないですから。

酒をもって池となし、肉をかけて林となし、男女をして裸にして、その間にあいおわしめ、長夜の飲を為す。

そう、この前半部分です。「酒をもって池となし、肉をかけて林となし」。

でもこの部分の肉というのは本当の肉のことで、子豚の丸焼きのことを指すそうです。子豚の丸焼きがたくさん並んでいて、まるで林のようだということ。「酒を池のようにし、子豚の丸焼きを林のように並べた」のが「酒池肉林」なんですね。

女性をはべらす、は全く出てこないんですよねー。

でもその後ろ!後ろ!

酒池肉林はそういうことでたくさんのお酒とお肉ということでわかると思うんですが、その後ろにもう少し言葉が並んでいます。

使男女倮、相逐其閒、爲長夜之飮。

男女をして裸にして、その間にあいおわしめ、長夜の飲を為す。

これ、結構そのままの意味ですね。男女を裸にしてその間(酒池肉林)を追いかけっこをさせたりしながら昼も夜も続けて宴会を繰り広げた、ということ。

んだよ、やっぱり裸の女性がでてくるんじゃん。

ドヤ顔で「酒池肉林」って女性は出てこないんだぜと言われたら

酒池肉林っていうのは先程のとおり「お酒を飲みながら女性に囲まれる光景」のことではありません。ましてやおっちゃんの喜ぶような想像のシーンではありません。

でも、ドヤ顔で「知ってるか、酒池肉林っていうのは女性とは全く関係ないんだぞ」と言われるとちょっとそれも違うんですよね。

ぜひドヤ顔返しで「酒池肉林の言葉には続きがあって、酒池肉林の中で裸の男女が追いかけっこを繰り広げた」という続きがあることを教えてあげて下さいな。語源は司馬遷の史記であること、紂王と妲己の故事にちなんでいることも。

そういう「ちょっと奥深いネタ」ってお酒の席では意外と使えますよね!