読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

あれこれやそれこれ

雑記系ブログのさらなる高みを目指すブログ

WELQを含むDeNAサイトの問題記事はGoogleAdSenseの「ポリシー違反」に報告できる

☆雑感☆ ☆雑感☆-思うがまま
このブログについて・管理人サキの自己紹介
・プライバシーポリシー、免責事項、著作権について
・問い合わせフォーム
・カテゴリ別の一覧はここから

DeNAのキュレーションサイトの一部はGoogle AdSenseのポリシー違反ではないのか

今回のWELQ問題は現役の医師の方もお怒り。

bylines.news.yahoo.co.jp

このお医者さんの記事の書き方が本当の医療記事のあり方だと思う。

 

参考までに、筆者の記事作成の方法を書いておく。
一つの記事の作成に当たっては、自分の医師キャリア(医師として10年目、医学を学んで16年)で得た知識に加え、数冊の本を読んだり、厚生労働省や総務省・WHO・専門の学会ページを10カ所以上は参照したり、場合によっては英文論文を数本読むなどして、全ての原著には当たるようにしている。さらにはそのテーマを専門とする医師と直接議論をし、意見をもらった上で、さらに第三者に問題がないかどうかチェックしてもらい公開する。それでも過去に誤った情報を書いたことがあり、大慌てで訂正したこともある。記事として公開する内容には、「医師としての常識」さえもある程度は疑ってかかるようにしているのである。
筆者は記事の信頼性を高めるために、名前と顔と所属する病院名を出し、さらに国家に認定された「医師」という資格を担保としている。営利企業に利するような内容の時にはかならずその企業と自分の利害関係について明記している。

それに対してWELQは・・・

 welqは一般にライターを募集しマニュアルに従って記事を書かせ、それを医師などの専門家のチェックをすること無しに公開していたという(3)。医学知識のない書き手が書くだけでもかなりの困難を伴うはずだが、それを専門家チェック無しで、さらに無記名、顔も所属も出さずに公開していたというのであれば、残念ながら信頼性は低い。

 そもそも信頼できる情報を与えるページを作ろうとしていないのだから。虚偽や不明瞭な言葉で読者の不安を煽り、拡散させ、誇大な主張を行った上でSEO対策をして検索上位を独占、大量に読者を集めてアフィリンクを踏ませて収益を上げる「企業ぐるみのアフィリエイト」。

これに対してたくさんの声が上がっていて、WELQも内部チェックを始めたと公表を行った。

【お知らせ】「専門家による記事確認」および「記事内容に関する通報フォームの設置」について|WELQ [ウェルク]

2016年11月24日に、公開されている記事について、医師や薬剤師などの専門家に対し、医学的知見からの監修の依頼を開始いたしました。
また、2016年10月17日に、薬機法等に関する専門家が所属するパートナー企業に対し、同じく記事内容の監修の依頼を開始いたしました。
今後順次、公開されている記事について、専門家による監修を実施します。監修の結果、問題があると判断した場合は記事の削除等の措置を行います。
なお、医師による監修が完了した記事については、医師の氏名や顔写真、もしくは監修した病院・クリニック名を記事中に表記させていただきます。

追伸

11月29日21時、WELQが全記事を非公開化しました。

WELQ [ウェルク] | ココロとカラダの教科書

「WELQ(ウェルク)」におきまして、医療情報に関する記事の信憑性について多数のご意見が寄せられたことを受け、検証および精査した結果、本日11月29日(火)21時をもって全ての記事を非公開といたしました。また同時に、現在WELQで取り扱いのある全ての広告商品の販売を停止いたしました。

 トカゲのしっぽ切り、かな?

でもまだまだ氷山の一角

確かに該当する記事は順次削除されているらしく、検索されなくなってきているようだ。ただし、同様の目的を持って作られたサイトはWELQだけではない。昨日も三沢文也氏のサイトを見てびっくりしたが、DeNAがもつキュレーションメディアを拾い出してみるとWELQは本当の氷山の一角。

【Welq問題】なぜDeNAのパレット構想は拡大し、暴走したのか - かくいう私も青二才でね

三沢氏にご指摘頂いたサイトをちょっと並べてみる。(ご指摘を頂いたのでリンクは外しました)

  • MERY [メリー]|女の子の毎日をかわいく。
  • CAFY [カフィ] | レシピ・作り方が分かる食のキュレーションプラットフォーム
  • iemo[イエモ]|インテリア&リフォームから100均グッズまで。住まいの情報サイト
  • Find Travel(ファインド トラベル) | とっておきの観光・旅行情報が見つかるキュレーションメディア
  • JOOY [ジョーイ] | メンズファッション、デート・恋愛、ライフスタイルWebマガジン
  • cuta [キュータ] | キュート&タフ|妊娠・出産・子育てまとめ
  • PUUL(プウル) | 好きな作品に出会える場所 漫画・アニメ・音楽・声優・アイドル・ゲームのまとめサイト
  • WELQ [ウェルク] | ココロとカラダの教科書
  • UpIn[アップイン] | くらしのお金をデザインする
  • GOIN[ゴーイン] | 車と人生を旅する

当然ながら、この中にはきちんとしたライターが責任を持って執筆し、有益な情報が入っていることは間違いない。しかし、WELQのような薬機法に抵触するものや、肩こりに関する記事で「幽霊が原因のことも?」と書いてしまうような信憑性の記事が多く入っていることは他サイトでも十分にありえる。

追伸:女性向け「MERY」を除くサイトはすべて非公開になった。これからは厳しいチェックの目を持ちながら健全なサイト作りを行ってほしいものだ。

「たくさん読まれている=正しい」?

昨日たまたま見かけた乳児の鼻づまりに関する記事でも本当に驚くものだった。

DeNAのWELQ問題、他サイトも危険きわまりない - あれこれやそれこれ

乳児の鼻づまりを緩和するために「アロマオイルで刺激」だの「こよりを突っ込んでくしゃみをさせる」など、まるで民間療法のようなものを堂々と載せている。残念なことにこれが検索した時に上位で表示されるため、これがあたかも「乳児の鼻づまり対策として効果的」と誤解させてしまうことに繋がる。

検索で上位にしてしまったGoogleが悪い、と言う人もいるようだけど、それは違うと思う。Google自体が「その情報が正しいのか、間違ってるのか」を判断することはできず、「たくさん読まれている=正しい」と判断してしまうのは仕方がないところがないか。

であれば、読む側が「その情報の正誤についてきちんと判断し、判断した結果をGoogleに返すのが良い」と考え、その方法の中で一番簡単な方法を考えた。

ポリシー違反サイトとして報告すること

「GoogleAdSenseのポリシー違反」でGoogleAdSenseに通報すること。記事自体が誰かのもののコピーであってもGoogle AdSenseに通報することができる。

Inside AdSense : コンテンツの所有について

私たちは著作権侵害の申し立てに対して、デジタル ミレニアム著作権法 (DMCA) 及び適用されうる知的所有権にかかわるその他の法律に基づき、適切な対応をとることをポリシーとしております。

DMCAにより適切な対応を取るというのは「検索結果に表示されなくなる」ということ。実際のDMCA侵害の申し立ては個人からする必要があるのでぜひ調べてみてほしいが。

無断コピーされたコンテンツをGoogleのインデックスから削除する方法 〜 DMCA侵害申し立てフォームから送信可能 | 海外SEO情報ブログ

そもそもGoogle AdSenseの禁止コンテンツの中を読んでほしい。

support.google.com

Google AdSenseではこれらのコンテンツを運営するサイトを禁止している

  • アダルト コンテンツ
  • 個人、集団、組織を誹謗中傷するコンテンツ
  • 危険ドラッグおよび薬物に関連したコンテンツ
  • アルコールおよびタバコに関連したコンテンツ
  • ヘルスケアに関連したコンテンツ
  • ハッキング、クラッキングに関連したコンテンツ
  • 報酬プログラムを提供するページ
  • 不適切な表示に関連したコンテンツ
  • 暴力的なコンテンツ
  • 武器および兵器に関連したコンテンツ
  • 不正行為を可能にするコンテンツ
  • 違法なコンテンツ

たとえばこのコンテンツの中の一つ「不適切な表示に関連したコンテンツ」の例として

  • 虚偽表示や不明瞭な表現でユーザーをコンテンツに誘導するページ(偽の記事を本物のように見せかけるなど)
  • ユーザーの情報を「フィッシング」するページ
  • 虚偽、不正、または誇大な主張によってコンテンツや商品、サービスを宣伝するページ(「一攫千金」の情報など)
  • Google サービスを偽装しているサイト
  • 別の個人や組織、商品、サービスとの提携関係があるか、別の個人や組織からの承認を得ているかのように示唆する虚偽表示のあるページ

今回のWELQがやったことというのはまさにこれなのではないのだろうか。虚偽や誇大な主張でコンテンツを宣伝し、GoogleAdSenseを含むアフィリエイトサイトへと誘導したこと。これこそGoogle AdSenseの禁止しているものではないのか。

数で勝負するのならこちらも数で勝負すればいい

企業がキュレーションサイトを運営し、大量のライターと多額の資金を投入することで検索上位を独占し、収益を上げる方法はどこも真似しなかったことのようだ。普通のブロガー、アフィリエイターがコツコツと築き上げた記事の一つなど企業にここまでやられたらいとも簡単にひっくり返されてしまうだろう。それも虚偽だ不明瞭だ非科学的だでは腹立たしいを通り越してしまう。

相手が記事数、ライター数、資金で勝負してくるのなら、読者も読者の数で勝負すればいいのではと思う。ポリシー違反に抵触している記事は片っ端から違反として報告を上げるべきだ。ガイドラインに違反するサイトとして検索順位がどんどん下がる日まで。

今回DeNAがやったことについてはもっと大きな問題になるべきだ。

2016年12月5日、MERYも非公開へ

japan.cnet.com

これでDeNAすべてのキュレーションサイトが非公開に。再びインターネットの世界に現れた時には健全で「誰にとっても有益な」情報の集まりとなって戻ってきてほしい。