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あれこれやそれこれ

雑記系ブログのさらなる高みを目指すブログ

DeNAのWELQ問題、他サイトも危険きわまりない

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青二才さんのブログを拝見しててドキッとしました。

www.tm2501.com

長くなるけど、「どんだけやりたい放題か」を示すために、敢えて全てのメディアを羅列すると

女性向けのサイトの「MERY」
料理系のサイトの「CAFY」
インテリア系のサイトの「iemo」
旅系のサイトの「Find Travel」
男性向けのサイトの「Jooy」
妊娠・出産・子育ての「cuta」
アニメ・映画・音楽の「puul」
医療・健康系の「WELQ」
お金の全般のサイト「uqin」
車関連のサイト「GOIN」

とこんだけある。

 まぁ料理が多少パクってようが嘘ついてようが多少はどうってことない。嘘だったら美味しくないだけか、焦げたりするだけだろうから。お金だって結局は自己責任、失敗すれば持ち金が減るだけの話だ(いや困るけど)

でも妊娠、出産、子育ての記事で嘘八百を書かれるのは非常に怖いだろう。特に若い女性がこれから経験するたくさんのことを「偏った知識」で埋められるのは本当に怖い。

たまたま見かけた「赤ちゃんの鼻づまり」

これは特定の記事を狙い撃ちしたわけではなく、本当にたまたま見かけたもの。ふむふむと読み始めて、途中でだんだん怖くなった。これ、本当に医師とかはノーチェックでしょ。

このキュレーションメディアに「載せる自由」を与えるのであれば、僕はこのブログで「それは違う」と書く自由を頂くことにしよう。そして僕には育児のバイブル、「育児の百科」があるので念のためチェックをしながら。

 高校生と中学生の息子がいる僕は一応「育児経験」あり。子供を抱っこして寝かせるのは妻よりも僕のほうが上手だった(体温高かっただけ)

www.nubatamanon.com

ではまじまじと眺めてみる

読んだのはこの記事。もちろんこの記事を書いた人のことは全く知らない。

※11月29日、この記事は削除された模様。残り香をお楽しみください(怒)

cuta.jp

赤ちゃんの鼻づまり、ママは「呼吸が止まってしまわないかな」と心配になってしまいますよね。
ミルクにむせながら苦しそうにもがいている姿を見ると、ママの胸も苦しくなってきます。そんなときもあわてずに、おうちでできるホームケアからはじめてみましょう。「大丈夫だよ」「お鼻いやだね」とやさしい声をかけてあげると、ママの気持ちも落ち着いてくるはず。

まず「鼻水」は何のために出ているのかな。ウイルスや最近が鼻に入ろうとするのを外に追い出そうとする防御反応だったはず。

呼吸が止まってしまわないかなと心配になるとか意味がわからない。

ましてや鼻づまりの話を始めたかと思いきや「ミルクにむせる」話に変わりママの胸が苦しくなる話に。もしかして文字数でも稼いでいるのか。

「大丈夫だよ」
「お鼻いやだね」

こんな風にやさしい声をかけてあげるとママの気持ちが落ち着く・・・

まじか。ママの気持ちを落ち着けるんじゃない、育児をしろ育児。

そしてここから怒涛の鼻づまり対策ホームケア11選が始まる。

1.蒸しタオルで温めて鼻通りをスムーズに
2.お風呂で体を温めて鼻を潤す
3.粘膜の乾燥予防に部屋を加湿しよう
4.吸引道具を使って鼻水を吸いだしてみる
5.授乳後のげっぷで鼻詰まりが解消?
6.立て抱きや頭をあげて寝るのも効果的
7.こよりで刺激してくしゃみで飛ばす
8.泣かせて鼻水で流す
9.アロマオイルやクリームで刺激する
10.鼻づまりに効くツボをさする
11.母乳・生理食塩水による即席点鼻薬を試してみる

 僕が思うに1,2,3はありだと思う。湿度で鼻水となって出てきやすくなると思うので。4の吸引道具も耳鼻科の先生監修の商品があるようなので効果はあるのだろう(無理にやる必要はないと思うけど)問題は5以下。

授乳後のゲップって授乳のときに空気を一緒に飲み込んでしまうのを上体を直立させて背中をトントン叩きゲップを出させることでしょ?鼻腔にたまった鼻水がゲップとどう関係してくるのだろう、いや絶対に関係ないでしょ。

吐きもどしたミルクが鼻で固まり、鼻がつまってしまう

 鼻から出るときはありますよ、でも固まるようには思えないんですけど。チーズじゃないんだから(笑)

もう一つ、お風呂上がりに赤ちゃん用綿棒を突っ込んでケアを、とか書いてるのもやっちゃダメだと思う。出るときは出るのよ鼻水なんて。こよりで刺激してとかアロマオイルとか…鼻水を諸悪の根源、毒かなにかと勘違いしてるのかな。

鼻水は必要だから出てくる。無理やり出す必要なんてまったくない。

これ以上読むとストレスが溜まるので読むのをやめた。

いやいや待て。

母乳・生理食塩水による即席点鼻薬を試してみる

↑生理食塩水はまだわからなくはないけど(やったら駄目だと思うけど)母乳を点鼻薬代わりにするなんて・・・ミルクが鼻で固まるんじゃなかったの????

そう、こういうハチャメチャなのがこのキュレーションサイトの特徴。

「育児の百科」を開いてみた

松田道雄さんの「育児の百科」で鼻づまりのページを探してみる。あった「86 赤ちゃんの鼻がつまる」というページ。乳児期のページなのでそれ以降の子供でも当てはまるだろう。

そのまま引用しまくるのもアレなのでまとめてみます。

  • 同じ条件で育てていても鼻づまりになる子とならない子がいる、体質的なもの、遺伝的なものもあるのかもしれない
  • 鼻が詰まって乳が飲みにくいことはあるけど飲めないわけではない
  • 本当に苦しいのは1週間くらいだから騒ぎ立てるな
  • 湿気を増やすのは有効
  • 温めすぎるのも良くないことがある
  • 気候のいいときは外気に当ててやると鼻が通ることがある
  • 部屋を締め切ったり電気アンカを強にするのはよくない
  • 大人用の鼻が通る薬はつかってはいけない

「なるべく外気を吸わせ、自然になおるのを待つのがよい」

これらを読むと「自然に治るのを見守れ」というスタイルなのがわかると思いますがどうでしょう。丈夫にすこやかに育てようというのなら、子供にとって大事なのは綿棒やこよりやアロマイオルではなく、「外気を吸わせて自然治癒を促すこと」が大事なんだと思うのですが…

でもこういうものをネット検索してさも「これが答え」のように右往左往する母親がいっぱいいるとすれば本当に恐ろしいことだなぁと思う。

子供の鼻水なんて出しっぱなしで良いんですよ。鼻から出てきたのだけガーゼハンカチや濡れタオルなどで軽く拭いてあげればいいの。こういうエセ情報みたいなのを必死で検索しまくるのはなんの解決にもならない。本当に自分の子供が大事ならネットの信用のおけない情報より病院に行きましょう、お医者さんの書いた本当の育児書を読みましょう。

最後に

WELQ問題は「これから専門家に監修させます」で片付けられそうな流れ。本当なら今すぐにでも閉鎖して再出発させるべきなのに。今回のたまたま見つけた別サイトの記事でさえびっくりするような内容がいかにも「育児のこつ」のように書かれていて本当にびっくりでした。

「ネットリテラシー」という言葉があります。ネットでどんな情報を見つけようと、最後は各自が情報ネットワークを正しく使いこなせなくてはいけません。なんでもインターネットに載っている情報を鵜呑みにすることなく、それぞれが情報をきちんと自分のために取捨選択できるように常識力は養っておくべきだと感じます。

追伸 育児書によっては今回紹介されていた方法を勧めていることがあるかもしれません。ただそれが正しいかどうかはもう一度検討してみるべきだと思います。

追伸 WELQは11月29日で一旦公開を停止しました。今後の動きが気になるところです。

WELQ [ウェルク| ココロとカラダの教科書