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あれこれやそれこれ

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オネエの小指は自然に立つのか立てるのか

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オネエが立てる小指の秘密

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「オネエ」というのは「女性的な所作、言葉遣いをする男性」であって、体は男性、心が女性という方が多そうです。恋愛対象も男性、という方が多いみたい。しかしそれを職業にしている方もいて(職業オネエ)仕事中だけオネエキャラを演じてたりもしますね。さて、オネエのしぐさの一つに「小指を立てる」というのがあります。

  • コップを持つとき
  • マイクを握るとき
  • 受話器を持つとき

人によっては車の運転の時や走るときにまで小指を立てるとか(笑)この「小指を立てる」について少し考えてみました。(参考になるとは言ってません)

「小指を立てる」の意味について

そもそも小指を立てることの意味やなりたちについて少し調べてみました。諸説あるようですが紅茶を飲む時の手のしぐさから出てきたというものがあるようで。

  • ティーカップは取っ手が小さい
  • 親指、人差し指、中指でつまむようにカップを持つ
  • 置くときにいきなりソーサー(受け皿)にカップを当てると大きな音がするので、小指をクッションのようにまずソーサーに着地させる
  • 小指で安定させた状態でカップをソーサーに置く
  • 音を立てずに静かにカップを置くことが出来る
  • 所作として美しい

そんなしぐさの優雅なところが女性っぽく、小指がちょっと独特な動きをしたのが誇張されて紅茶を飲む=小指を立てる=女性っぽいしぐさとなったのだとか。ついで話ですが、紅茶やコーヒーのソーサーは「熱い飲み物を覚ますために一旦カップからソーサーに注ぎ、口をつけて飲んだ」のの名残だそうです。ソーサーで飲むときは小指は立ったのかな立たなかったのかな(笑)

そんなしぐさをオネエの皆さんが取り入れることで「小指を立てる=オネエしぐさ」というのも定着したんじゃないかと思います。

もう一つの「小指を立てる」のこと

これは是非試していただきたいのですが、何かを強く握るときというのは小指の力が大きく関わってきます。宮本武蔵の「五輪書」にも出てくるんですが、

太刀のとりやうは大ゆび人指ひとさしを浮ける心にもち、丈高指はしめずゆるまず、くすし指小指をしむる心にして持つ也。手の内にはくつろぎの有る事悪しし。

太刀の持ち方は親指と人差し指はふんわり浮くように持ち、丈高指(中指)は締めすぎず緩みすぎず、薬指と小指で締めるように持つこと。握った手の中にゆとりがあってはならない、という感じの意味です。

ゴルフをする人もきっと「小指で握る」感覚が強いと思いますし、野球のバットも中指、薬指、小指で握る感覚が大事とかいいますね。小指に力を入れないとものを強く握れないし、ましてや小指を立ててしまうと握る力は半減してしまいます。

というのを悪く使う例が任侠道の「指を詰める」というものですね。

昭和時代までの暴力団は、主に日本刀を武器として用いていた。小指を詰めれば、刀の柄を握る力が半減する。そのため、指を詰めることは即ち「ヤクザとしての大事なものを相手に差し出すほどの深い反省」を意味している。また、どんなに切っても箸が持てるように利き手の三本指だけは残すとも言われる。

指詰め - Wikipedia

これと同じように、小指を立ててしまうと本来力が強い男性でも「力が半減してしまう」のですから力を入れたくても入れることが出来ない状態を作れるんですよね。

「なんだよオネエなのに力強えなオイ」が小指を立てることによって「力があまり入らないキャラ」を作ることができる、その意味でわざと力を抜くために小指を立てるのではないか、と考えることも出来るのではないかと思うのです。

小指は「立つ」のか「立てる」か

オネエのしぐさとしての「小指立て」はこの二つから考えると「女性っぽいしぐさ」として、「男性としての力を発揮できない状況を作る方法」としての二つの意味があると考えられます。女性的なしぐさを意識する人は「自然に立たせてアピールする」のが強いでしょうし、つい力が入りすぎてグラスを割ってしまうような(そんな人はない)方はあえて小指を立てることで力が入らないように「意識して立てる」のでしょう。

たった小指のしぐさ一つでも思うことはたくさんあるものですね(笑)

最後に

以前小指のことでこんな記事も書きました。

www.nubatamanon.com

体の使い方って大事なんですね。それは体の機能ということだけでなく、今回の記事のように個性を主張する意味でも。歌舞伎の女形の手の動きなどはまさにそれですね。

また興味深いしぐさなどがあったら書いてみたいと思います。