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あれこれやそれこれ

雑記系ブログのさらなる高みを目指すブログ

「こころのチキンスープ」で一番気に入ってる話のこと

☆お気に入り☆-本、漫画

くだらない話をしてるかとおもいきや急に真面目な話をしたりして「いったいこいつはなんなんや」と言いたい人もいると思いますが・・・サキです。

たとえば外食をしたとき、ご飯を食べ終わって勘定をしたとき「ごちそうさま」とか「ありがとう」って言いますか?コンビニで商品を買って支払いを済ませて「ありがとうございました」って店員さんが商品を渡してくれた時「ありがとう」って言いますか?

別に「オラオラ、人間って礼が大事なんだよ挨拶ぐらいしろよ」とか言うつもりは別にありません。「まだ無愛想で消耗してるの」とかも言いません(笑)

でも、ある本を読んだ時に「ああこういう考え方もできるよね」というものに出会ってから僕はなるべく一言添えるようになりました。なんとなくその方がいい事が起きそうな気がして。

その本は「こころのチキンスープ」。独立したたくさんの短編の話で出来ていて、どこからでも読めるしいつでも止められる。話の一つ一つが優しさで出来ていて、本から癒やしビームが出るんですよ。

 

 その中の一つのストーリー。そのまま載せられないのでだいぶ端折ります。

友人と一緒にニューヨークでタクシーに乗った人の話。降りるときに友人がタクシーの運転手をさり気なく褒めた。気になったので友人にほめた理由を聞くと、友人は「僕はニューヨークに愛を呼び戻したいんだ」という。それもたった1人の力で。

友人は言う。さっきのタクシーの運転手は褒められたことで気分が良くなる。もしこれから20人の客を乗せても運転手はその客に親切にするだろう。その親切にされた20人の客は周りの人達にさらに親切にするという連鎖反応を起こすんだ。そしてやがて1000人以上の人を巻き込むんだ!と。

そんな風にうまくいくものかと思ったが、「期待通りにいかなくたって何の損になる?」とにべもない。そして友人はタクシーの運転手だけでなく出会う人それぞれに言葉を掛けていく。そんなことしたって1人の力では無理だよ、と友人に言う作者。

「肝心なのはあきらめないことだ」といいつつ話をやめる友人。友人は通りがかりの女性にウインクをしていた。作者のいう「見映えのしない女性」に。

「もし彼女が学校の先生だったら、クラスの生徒たちにとって、今日は最高の一日になるだろうね」

人間って1人で生きてるわけじゃなくて常に誰か、何かから影響を受けて生きてます。感じのいい人に出会うと気分が明るくなるし、感じの悪い人に出会うとなんかこっちまで凹んで嫌な気分になる。自分の気分が明るいと接する人にも優しくなれるし、気分が悪い時に苦手な人に話しかけられたらぶっきらぼうに返事してしまったりする。

この本のこの話を読んだ時に「ああそこまではできない」とも思ったけど「そこまではできないけどお礼くらいは言える」と思ったわけです。「ありがとう」「ごちそうさま」「お願いします」をなるべくニッコリと。そのくらいは出来るかなぁって。

でも笑顔って返報性がかならずあって、ニッコリするとかなりの確率でニッコリが返ってきます。「なんで自分にみんな冷たく接するんだろう」と思う人は自分の口角を少しだけあげる練習をしてもいいかもしれませんwいやほんまに。

この本は続編もいっぱい出てますし、本当に押し付けがましくなく優しく温かい。ビジネス本のように真剣に読む必要もなく寝っ転がって読んでも全然構わない。でも小難しい本を読むよりよっぽどためになるような気がします。